ブログサイトを収益化(マネタイズ)する方法と種類の一覧【初級者のための】
- 2017.10.06
- ウェブメディア / WebMedia
サイトやブログでは収益化(マネタイズ)することができます。
今やプロだけができることではなく、多くの個人が自分のブログの収益化に取り組んでいます。
今回はブログサイトの収益化の方法と種類をお伝えしていきます。
0.ブログで収益を上げるために必要なこと
一般的には『ブログサイトで収益を生む。』なんてことがイメージできないかもしれません。
ですが、数々のブログやサイト運営をしている人が実際に収益を挙げています。しかも専業のプロだけが行なっているわけでなく個人のブログ運営者も行なっています。
上手い人だとブログ収益だけで暮らしている人もいます。
今回はブログサイト収益化(マネタイズ)の方法をご紹介します。
収益化の方法は主に2つ。広告と自前の商材を売るです。
例えあなたがサイト運営を今日から初めていたとしても、収益化はすぐに取りかかることができます。
ひとまず、どんな収益化方法があるのか確認して、興味が沸いたら取り組んでみるのが良いでしょう。
1.Google AdSense(グーグルアドセンス)
ブログを初めて収益化に取り組むときに最も利用されているのが、Google AdSense(グーグルアドセンス)です。
よくアドセンスと呼ばれています。
アドセンスで報酬が発生する方法は、アドセンスが発行する広告をブログに掲載してクリックされたらです。
たくさんのブログやウェブサイトで見かけていると思います。
手軽に収益があげられるので、多くの人に取り入れられている収益化方法です。
どのくらいのお金になるのか?
収益の参考として1アクセスあたり0.4円などと言われています。つまりブログに1人訪問して1ページみたら0.4円計算です。
ですが、これはあくまで参考程度です。
ブログの内容や、アドセンス広告の配置などの条件によって、1アクセスあたり1円以上にできる人もいるし、むしろ0.4円以下の人もいます。
収益化の割合に関しては、それぞれのブログサイトでの研究が必須で、試行錯誤を繰り返しながら収益性を上げていきます。
どんな広告が表示できるのか?
そもそも広告を表示すると言っても、どんな広告内容なのかはとても重要です。
釣りの情報を投稿しているブログにベビー用品の広告を掲載していも誰もクリックしてくれません。
アドセンスはハイテクな広告システムです。
なんと、ブログに訪問した1人1人に合わせた広告を自動で表示してくれます。
アドセンスが閲覧者に合う広告を自動で掲載してくれるので、広告を掲載する人(サイト主)はアドセンスを掲載しておくだけでよりクリックしてもらいやすくなっています。
閲覧者に合う広告を自動で表示してくれるなんて、素晴らしい仕組みですね。
ブログ収益化といえば、まずはGoogleアドセンスです。
以下の公式ページから始めることができます▼
2.アフィリエイト
アフィリエイトという言葉は”うさんくさい”イメージを持たれている方も少なくないでしょう。
簡単に言えば「商品を紹介して購入されたら、紹介手数料がもらえる」という仕組みです。
アドセンスは広告のクリックで報酬が発生しましたが、アフィリエイトは広告をクリックしてもらい、かつ商品の成約まで行われて報酬が発生します。
アドセンスに比べるとかなり難易度が高くなります。難易度が高くなる分、報酬額も上がります。(数十円〜数万円まで)
それが故にアフィリエイトをしている人の中にはサイトに広告をたくさん載せたり、煽りの強い言葉を用いるなどするために、アフィリエイトに悪いイメージが付いている側面があります。
別名『成功報酬型広告』と言い、広告の1種類に分類されています。
アフィリエイトの報酬の流れは
- 広告を掲載する
- 広告がクリックされる
- 商品が売れる
- アフィリエイト報酬発生
となります。
広告内容のジャンル
アフィリエイトはアドセンスと違って、自分で広告の内容を選ぶ必要があります。
広告の種類はかなりたくさんあり、
- 総合通販
- 健康
- 美容
- グルメ・食品
- ファッション
- 旅行
- 不動産・引越
- 仕事情報
- 学び・資格
- Webサービス
- インターネット接続
- エンタメ
などなど挙げられます。
こうしたアフィリエイト広告を掲載するためにはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録する必要があります。
アフィリエイト広告を取り扱うサービスのことですね。このASPの種類によって例えばスマホアプリに特化していたり、高単価に特化していたりするものもあります。
基本は無料で登録できます。なので初めはいろんなASPに登録して「どんな広告があるのか?」いろいろ確認すると良いです。
抑えておくべきアフィリエイトサービス一覧
たくさんのアフィリエイト広告を取り扱っているサービスを『ASP(エーエスピー)』と言います。また独自で自社でアフィリエイトサービスを運用している場合もあります。(Amazonやappleなど)
アフィリエイトで報酬を上げるためには、やはり紹介する商材の選定が重要になります。
釣りのブログでルアーの広告を掲載すれば買ってもらえる可能性が比較的高くなりそうですよね。
初めのうちはたくさんの種類の広告案件を取り揃えているASPに登録して、自分にあった商材を探すのがオススメです。
中でも特に利用者が多く、広告の種類が多いASPとその他有名アフィリエイトサービスを紹介しておきます。
1.最大手のASP『A8.net』
アフィリエイトを始めるにあたってほとんどの人が名前を聞くであろう、大手で有名なのが『A8.net』です。
先ほど紹介したアフィリエイト広告の種類一覧はこのA8.netの広告種類一覧です。
あらゆるジャンルの広告案件を取り揃えています。
ド定番のアフィリエイトサービスなのでA8.netは登録しておきましょう。
次の紹介に行く前にA8.netのちょっとした裏技をお伝えしておきます。
自分で報酬を上げる!?『セルフバック』という手法
話が少しそれますが、本来、アフィリエイトは他人に商品を紹介して購入してもらうことで報酬が発生します。
ですが、”自分で”広告の商品を買うことでも報酬を上げることができます。
この手法のことをA8.netでは『セルフバック』と呼んでいます。他には”自己アフィリ”と言われることも。
自分の広告から自分で商品を買うことになんのメリットがあるのかというと、『欲しい商品がある時にセルフバックで買えば、実質安く買える』のです。
例えば個人的に「海外行くから海外用のWi-Fiルーター欲しいな」と思った時に、自分でA8.netから海外Wi-Fiの広告を用意して、そこから買えば自分に報酬が発生します。以下広告例▼
こうして自分でクリックして購入する行為は、広告内容によって禁じられているものもあります。
セルフバックという手法を覚えておくだけでも、ちょっとお得にすることができます。
セルフバックもA8.netに登録することで利用することができます▼
2.Amazonアソシエイト
ブロガーにもっとも利用されているであろうアフィリエイトサービスが『Amazonアソシエイト(アフィリエイト)』です。
▲このようなAmazonの紹介を見かけたことはありませんか?
多少ブログによって見た目が変わりますが、これがAmazonアソシエイトの紹介です。
このアフィリエイトURLを経由して商品が売れたら、その商品の数パーセントが紹介手数料として報酬になります。
商品のジャンルによって報酬の割合は異なります。(だいたい2%~10%まで)
Amazonアソシエイトの良いところは、訪問者がクリックすれば紹介した商品じゃなくてもその訪問者がAmazonで買い物をすれば、報酬が貰えるんです。
例えば、あなたが上記のブログ書き方講座のURLをクリックして数日後にAmazonで他の商品を買えば、僕に購入額の数%の報酬が発生するということです。だから仮に上記のブログ書き方講座の本を買われなくても、Amazonで買い物をしてくれれば報酬が発生するのです。
だからAmazonアソシエイトは報酬が発生しやすいアフィリエイトサービスの一つとして多くのブロガーに人気があります。
これも収益化のマストなアフィリエイトサービスです。
3.iTunesアフィリエイトプログラム
IOSアプリやミュージックなどのiTunesで購入できるものをアフィリエイトできます。
【例】
ミュージックプレイヤーで紹介できるのはとても良いですね。
聞いてもらって、気に入ったらそのままiTunesで購入してもらうと。
自分のブログのブランディングにも貢献してくれそうです。
アプリの手数料は2.5%で、登録はもちろん無料です。
3.自分の商材を売る
長々と紹介して参りましたが、最後は広告ではなく、自分で持っている商品を売ることです。
自分、自社で商材を持っている場合であれば、そのままウェブサイト、ブログで販売することができます。
ただ、販売するための仕組みをブログサイトに導入するには、ハードルが高くなるので無料で使える販売システム(BASE、STORESなど)を利用すれば手軽にネットショップが開設できます。
趣味で販売
ブログサイトで販売システムを導入できることで、例えば個人の趣味で作っていたアクセサリーを販売することもできます。
ハンドメイドのアイテムも手軽に販売できます。
ブログで絵画に関することを投稿して、興味のある人のアクセスを集めて、自分で書いた絵画を販売してみるなどといった戦略的な販売もすることができます。
仕事の受注
個人事業主(フリーランス)の方はブログを利用して、仕事の依頼を募集するケースも多くみられます。
仕事に関することをブログで発信して、自分が何をできるのか伝えて『仕事の依頼はこちらから』などといった募集フォームを設置して仕事の受注に利用しています。
ウェブデザイナーやウェブエンジニア、カウンセラーやコンサルタントなどなど、あらゆる個人でビジネスしている人が自身のブログを立ち上げて集客しています。
そのた利用法
直接的にお金にならないことですが、例えば『資料請求』や『無料見積もり』『お問い合わせ』などなど、物を売って収益化する以外にもいろんな利用方法があります。
4.自分に合った収益化方法を見つけることが大事
ウェブサイトからお金を稼ぐのはそう簡単なことではありません。
試行錯誤し経験を重ねて少しずつ成果が上がっていくものだと思います。
難易度で言えば(低い順)…
- アドセンス
- Amazonアソシエイト
- 自分の商品販売
- アフィリエイト(報酬額が低い順)
ですかね。
自分の商品は、自分がよく知っているものであると思うので、ブログ記事にしやすいし説得力があり購買意欲を引き立てやすいと思います。
アドセンスは初心者でも例え数十円でも報酬が発生するので、モチベーションを得られやすいです。
最後に。自分のブログサイトで広告や商品で収益化するにあたって重要なのが、「自分のブログ内容に合った商材なのか」だと思います。
何度も言いますが、釣り情報を書いたブログでベビー用品が売れる可能性はうんと低くなります。
基本的には釣りブログには釣りに関する商材が適切です。
今回紹介した収益化サービスは”とりあえず抑えておきたい”ものなので最低限のものを紹介しました。
まだまだ収益化に関するサービスはたくさんありますが、初級者の方はまず今回紹介したサービスに登録して、中身を見まくってから、自身のブログに取り入れてみると良いと思います。
【ワードプレス入門シリーズ記事】
【第1弾】無料ブログからWordPress(ワードプレス)へ引っ越しすべき3つの理由
【第2弾】WordPress(ワードプレス)とは?入門者に伝えたい6つの特徴
【第3弾】WordPress構築のためのドメインとサーバーの取得、そしてインストールまでの手順
【第4弾】【基本の】WordPress管理画面の使い方と初期設定を行なおう!
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