鎌倉にある『建長寺』へ写真を撮りに行った
- 2023.12.21
- 探訪 / inquiry
神奈川県、鎌倉市にあるお寺『建長寺(けんちょうじ)』へ、写真が撮りたくて行ってきた。
鎌倉といえば、大仏や鶴岡八幡宮、銭洗弁天など有名な寺がいくつもあるけど、やってきたのは建長寺。
建長寺は北鎌倉駅から歩いて15分ほどの場所にある。
敷地が広く一番奥まで行くのに歩いて15分ほどかかるほどだ。
あまり有名ではない建長寺にやってきたのは、ウェブで見た仏像に惹かれたからである。
気温が30度を超える真夏に、汗だくになりながら傾斜を歩くと建長寺の大きな門に着く。
門を潜ると駐車場になっており、中の門から敷地内へと入って行く。
入場料として500円が必要だったが、ちょっと高い。。
道を進んで行くと、さっそく大きな建物が現れた。
この大きな建物の下を通って先に進んで行く。
すると左に仏像が設置されていた。
サイズは幼稚園児ぐらいとわりと小さめだが、なんとも異様な雰囲気を放っている。目が寄り目になっているからだ!
名を賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)というそうな。釈迦の弟子の一人らしい。修行しすぎて、完全にイっちゃっている様相だ。
さらに道を進んで行くとまた大きな建物があって中を覗くと、仏像があった。
おお、これだ。ウェブで見たのはこれだ。
3メートルくらいある大きな仏像で、塗装が剥げていてとても時代を感じた。
この塗装の剥がれ具合と、仏像の半眼具合がなんとも存在感を放っている。
この時は観光客が近くにいたので撮影にあまり集中できずに移動してしまったけど、もう一度綺麗に撮りたい。
そのままもう1つ奥の建物に入ると、また違った仏像が待っていた。
手前にガリガリの仏像と奥に大きな仏像が配置されている。
なんだか、手前の仏像を援護するように大きな仏像があるような印象を受ける。
近くで見ると、痩せすぎて骨が丸見え、そして血管が浮き出ている。そんな極限の状態で瞑想(?)をしている。
果たしてこんな人間がこの世の中にいるのだろうか。体脂肪は1%きっているに違いない。
後ろの仏像はよく見たら手がたくさん生えている。うっすらを笑っているようにも見えるので、この前後の関係は神のご加護のような状態を表しているのではないだろうか。もしくは前の仏像の精神状況が後ろの仏像だったり。
後ろを振り返るとこんな光景▼
建物が集まっている中心地帯から奥に進むと木の茂った道に進むことができる。
奥の方は道が細くなって、やがてちょっとした登山道のようになって行く。
そして歩いて10分ほどすると山を登る階段があり、ゼェゼェ言いながら山を登って行く。
山上の神社に着く手前には天狗が10体ほど山肌にいて、まるで僕を攻撃するかのように険しい顔つきをしている。
上まで登って天狗の後ろから見た景色▼
何かの物語を再現しているのか、来訪者を威嚇するためなのかはわからない。
天狗ゾーンの横道には謎の彫刻が掘られていた。
古代の彫刻っぽい。ライオン的な動物かと思っていたけど、よく見たら天狗のうちわっぽい。
山をおりてまたメイン広場に戻る。
メイン広場の脇に大きな石碑が立っているので、近くに寄って見ると文字がびっしり書いてあった。
石碑は3メートルほどとかなり大きく、一枚になっていて、重量にしたら1トンはありそうな質感。
・・・というのが、建長寺の体験記だ。
思っていた以上にたくさんの仏像を見ることができたので、楽しめる場所だった。有料500円はなかなか頻繁に行こうとは思えないけど、実は院内では座禅や写経ができたりもするので、見物以外にも体験できるお寺だ。
久しぶりに写真を撮ることができて満足だったけど、まだまだ経験が足りないなぁ〜と、不甲斐なさを感じた。
ファインダーではブレてなさそうでも、パソコンで見たらブレてたり、肉眼の景色とファインダーの色味がうまく合わせられなかったりとカメラの基本的なことがまだまだ使えてなかった。
建長寺はまた今度リベンジしたい。
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