圧巻の作り込まれた世界観 | Björk(ビョーク)アルバム『Utopia』
- 2017.12.13
- 【音楽】の雑感 作品の感想 / Impressions

今まで特にBjörk(ビョーク)が好きだったわけじゃないんだけど、今回のアルバムはとても好みのタイプだった。
もうここ何日も夜にMVを見てるし、アルバムもAppleMUSICで聴いてる。
これまでビョークは最新のテクノロジーを用いた表現をしており、僕の関心に触れてはいたんだけど結局、楽曲が特に好きではなかったのでハマることもなかった。
でも今作は違った。僕の好きな電子的な音を用いた作り込まれた世界観がある。
特にこの『the gate』のMVヤヴァイ▼
もうなんだかわからない声を出している生き物とビョークが戯れている。
この後真っ暗な空間でビョークと同じ格好した透明人間と謎の波動?魂?のようなものをキャッチボールする。
その煌びやかな虹色の衣装がなんとも綺麗なんだな。
後で気付いたんだけど、この衣装はGUCCIが製作したものなんだそう。YouTubeの関連動画で多分でてきます。
キャッチボールがひとしきりしたら、影武者みたいなのがでてきて魂の流れに合わせて舞うんだけど、これもまた幻想的でなんというか美しい。
改めて考えてみると洞窟の中にいるような音の響きが空間の世界観を醸し出しているのかもしれない。
いずれにしてもこのMVは僕の中で指折りの作品になりそうだ。
ビョークの今回のアルバム『Utopia』は日本語訳で理想郷。まさに独特な世界観が作られており、とても魅惑的な作品担っている。
MVでも見られるように曲の多くに笛を用いているようだ。他のMVにも使用されている。
iTunesで見られるけど、アルバムのジャケットもめっちゃ独特な人間のような生物みたいなビョークの写真になっている。
これまで民族音楽とエレクトロな音楽を掛け合わせたプレイリストが話題になって関心はあったけど、ついに僕の好みの曲がでてくれた感じ。
あと、AppleMusicのアルバム説明欄に『鬼才Arcaが製作をサポート』って書いてあったので、YouTubeで調べてみたらこの方も超変人でした。ご興味があれば調べてみては。
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それにしてもMVの魂のようなものは何を意味していたんだろうか。
追記:the gateのミュージックビデオの裏側映像が出ました▼
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