社会の中で自分らしく生きる。自分だけの最高の人生へと進んで行く。
- 2016.03.03
- 作品の感想 / Impressions

学生を卒業してから社会というフィールドを意識するようになって思ったけど、社会って複雑。
最近僕の中で今ちょっとした流行語は”カオス(=混沌)”である。
ということで社会ってカオスなのだ。
これまで社会の空気を知らなかった僕にとって、社会の中で自立して生きていくのに時間と経験が必要だと感じた。
「私は◯◯でいい思いをしているんですよ。一緒にやりませんか?」
「年収◯億円です。あなたの手助けをしてあげましょう」
”にわか”みたいな本物を装っている人がうじゃうじゃいて、”何が良いのかわからない”僕はカオスな社会でさまよった。
そう簡単に自分の理想の人生は見つかるもんじゃなかった。
極論、自分の理想の将来を提示してくれる人なんていない。
社会で自立するために自分で情報を集め、思考して実践して失敗して改善して実行して…と1歩づつ先の見えない洞窟を進んでいかなければならない。
保証された道を歩んでいる人ならともかく、自分で道を開拓していくレールを選んでいる者は”だれかが松明(たいまつ)を持って先に道を切り開いて案内してくれる”だなんて期待してはいけない。
これはサバイバルなのだ。
さらに自分の理想はなんだかんだ言って変わったりする。
なぜなら、日々いろんなことを知っていく中で新しいイメージができるからだ。
自分の今まで知らなかったことを知ることでより良い理想の未来像へと進化する。
ソフトバンクの孫さんは起業する前に事業計画書を40回も書き直したそうだ。
はじめに考えついた事業内容を、さらに考えて2枚目を作り、それを繰り返していたらおのずと40回も事業計画書になっていた。
だから自分で考えて進化していくという点において、カオスな社会で生きていくために必須の考え方なんだと思う。
周りに仲間を作らないと
自分が自分が、と言ってきたけど、自分一人だけでやっていくのは結構大変だ。
1人で行動を起こし、活動を続けるのは”孤独”になる。
孤独になるのは当たり前だけど、やっぱり仲間がいた方が励みになる。
僕の場合、そんなに多くはないけれど、テクノロジーや表現に興味がある知り合いがいる。
面白い情報がでるとそれを共有して、どう使えるか?とか、これからどうなっていくだろうか?を議論できる。
それでもあくまで「似たようなことに興味のある仲間」であり、自分のやりたいことと完全に一致することはない。
また起業家の話になるけれど、電気自動車やロケット開発事業を行なっているイーロンマスクも、起業してから何年も毎日3時間睡眠(たしか)でずっとプログラミングをしていたそう。
ここまで孤独な状況に耐えられる人はほとんどいないだろう。大きな志があれば、できるのかもしれないけど。
たとえ意見が完全に合うことはなくても、仲間って大事なんだと思う。
映画ウォーターボーイズのように、不遇な環境にあるなかで同じ目標を目指す仲間を募り、その活動のなかで成長していき、喜怒哀楽を共有する。
そんな感じで過去に何かに取り組んで、頑張ったことをワクワクしながら語れる人生が送れると最高だ。
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