【写真に惹かれた】映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』
- 2017.09.07
- 【映画】の雑感 作品の感想 / Impressions
死後に発見された大量のフィルムによって、名声を得た女性写真家のドキュメンタリー映画。
最近は写真家のドキュメンタリー映画に興味津々な僕でして、前回は「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」を観た。感想は書いていませんが。
やはり映画に出てくる写真を見て、非常に惹かれるものがあった。
今はインターネットを利用して、ネットにアップされたたくさんの写真をみることができるけど、このヴィヴィアンマイヤーの写真には何か「お!」と感じるものがあった。
映画では序盤まではいろんなヴィヴィアンマイヤーの写真を観ることができるけど、後半はヴィヴィアンという人物の人格や生い立ち、家系などの話になっている。
人と干渉することをしないような家系で育っていて、生涯結婚をすることもなく亡くなった。
社会問題に関心が強いので、そんな人物が撮るストリート写真には何か秘めるものがあるのだと思う。
正直、前回のソールライターの写真より僕はヴィヴィアンの写真の方が面白い。
何だろう。構図なのかな。
人の表情に何か思わせるものがあって、見た限りではしっかりとキマっている写真が多かった。
だからじーっと見てから「ああ、いいな」みたいな感じではなくて、遠くから見ても「お!いい!」って一発で感じるような写真だと思った。
良い収穫を得た。ヴィヴィアンマイヤーの写真がかなり綺麗で柔らかさがあると思ったのだが、カメラが二眼レフカメラで「ローライフレックス」というものだった。
映画見ながら調べたけど、やはりこのカメラの写真がかなり魅力だった。
奇人、変人に才能を持った人が多いのだろうけど、何か尖っているから奇人、変人で一般とはかけ離れた感覚を持つことができるのかもしれない。
ぶっ飛んでないと面白い奴にはなれないよね。
そんな感じで映画見た直後のちょっとした感想でした。
ヴィヴィアンマイヤーの公式ページ貼っておきます。
→ http://www.vivianmaier.com/gallery/self-portraits/
写真もいくつか載っているので、ぜひご覧あれ。
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