失敗があるから成功できる。失敗があるから学びがある。
- 2015.07.01
- 作品の感想 / Impressions
誰だって失敗は嫌だ。
でも失敗なくして成功することはありえない。
失敗を積み重ねた者だけが、次のステージへと進むことができる。
失敗を重ねないと成功はない
かのトーマスエジソンは”失敗”に関してこんな言葉を残しています。
「わたしは、決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も、新たな一歩となるからだ」
また、バスケットボール界の偉人、マイケルジョーダンはこう言いました。
「9000回以上シュートを外し、300試合の勝負に敗れ、勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。人生で何度も失敗した。それが成功の理由だ」
大きな成功を手に入れた人達は失敗をネガティブなものとは捉えず、誰よりも多くの失敗をしています。
誰だって、たくさん失敗してきたから補助輪なしで自転車に乗れるようになるし、ハイハイから二足歩行ができるようになりました。
箸の使い方だって、トイレで用を済ませることだって今では当たり前にできることでも、できるようになるまでにたくさん失敗してきました。
ところが大人になり、社会人になってから少し経つと、しだいに失敗することを過敏に恐れるようになっている気がします。
大きな理由としては仕事をしたり、家庭を持ったりすることで責任を抱えるようになったことが挙げられるでしょう。
「明日は仕事だから今日は止めとこう・・・」「嫁、子供がいるから・・・」
または『お金がない』とか『時間が無い』とか『恥ずかしいから』といった理由もありますね。
背負っていることが増えれば増えるほど、失敗するわけにはいかなくなってしまいました。
挑戦しないと、失敗すらしない
失敗をしない人は挑戦していません。
そりゃあ、失敗したくなければ何もやらなきゃいいんです。
でも何もしないことは本当に良いことなのでしょうか?
大手自動車メーカー『HONDA』創立者の本田宗一郎はこう言っています。
本田宗一郎「チャレンジして失敗を怖れるよりも、何もしないことを怖れろ」
登山家の栗城史多さんもこう言います。
私が登頂できずに下山して帰ってくると、周りからは「失敗した」って言われるんです。でもそれはちょっと違います。
成功の反対は失敗ではなく、本当の失敗とは「何もしないこと」。
日頃からやりたいことってあると思いますが、挑戦しないことにはずっと”0”のままです。
だから僕は気になったことはなるべく触れてみたり、いじってみたりするようにしています。
今やってみたいことで言えば、クリエイティブツールのAdobe(アドビ)製品をガシガシ使いこなせるようになりたい!と思い、日々ツールをいじっています。
例えば、画像編集ツールの『Photoshop(フォトショップ)』は使うようになってから1年ほど経ちましたが、このブログのあらゆる場面で自分のイメージした画像を作れるようになってきました。
もちろん、始めたての頃は操作が全然わからずに悶々としながら失敗を繰り返してきましたが、その失敗のおかげで今では素人レベルは脱したと思います。
1年前の僕からすれば、自分がこんな画像作れるようになるとは!と驚くでしょう。
そもそも僕はフォトショップを使わなければ、画像編集が上達することはなかったし、同時に失敗することもなかったです。
挑戦して初めて、失敗、成功へのスタートを切れるのです。
「誰かがやるまでやんない」は時間のムダになる
時に「周りにやる人がいないからやらない」って人がいます。
挑戦してからどうなるのか?気になるのは当然ですね。だからすでに始めている人が気になります。
先にスタートを切っている人がうまくいきそうならやるし、ダメそうなら止めとく。
もちろん何かを始める時に上手くできるようなりたければ、事前に調査しておくことも必要でしょう。
でも調べてみて、それでもやろうか決断できないで「誰かが始める」のを待っているのは時間を無駄にします。
ある程度調べて、自分のやりたいことなら挑戦してみていいと思います。
早く始めないと人生のケツはどんどん差し迫ってきます。早く先に行かないと。
失敗するリスクは怖いけど、挑戦する方が楽しくない?
お金がかかる、労力がかかる、時間がかかる、家族がいる。
自分の人生が破綻するような大きなリスクを背負うのは無理だけど、何かを始めたり成功したいと思うなら、多少なりともリスクを取らなければなりません。
別に料理の練習するとかテニス上達したい!とかなら教室に通うお金と時間くらいしかリスクはないと思うので、挑戦できるでしょう。
どうせなら早く始めて上手くできるようになって、冷蔵庫にある余り物で美味しい料理を作れたり、サービスエースが取れるようになることを目指すべきだと思います。
数年前に知った登山家の栗城さんの活動は僕に勇気を与えてくれました。
まさに栗城さんは登山を通して挑戦を続けています。
常識にはないもの、まだ見たこと無いもの。
こうした常識から離れた物や事柄は、否定や非難を受けます。
それでも、自分が強く心に思うことがあるのなら、それは諦めずに続けていくべきなのかもしれません。
世の中できない事は山ほどあるし、失敗するのにお金がかかったり、時間がかかったりするけれど、ずっと悩み続けてる時間がもったいないので早く挑戦してみればいいんだと思います。
”失敗した”ことすらわからないで挑戦しないままなのは、もやもやするし後悔が残ります。
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