”仕事辞めたい”時に調べておく『転職サービス』を選ぶポイント
- 2017.02.21
- ライフ / Life

人間関係、給与待遇、上司で見える憂鬱な未来の自分…。こうした悩みから「仕事を辞めたい!」あるいは「いずれは辞めようと思う」って人はかなりの割合でいるのではないでしょうか。
そこで、仕事を辞めてどうするのか、の部分についてどんな選択肢があるのかまとめました。
1.仕事辞めたらどうするか?
仕事を辞めたらまずすべき手続きや自分の時間を作ることなどいくつかの選択肢が考えられます。
-0.辞めた後の手続き
次の仕事が決まるまで時間がある場合には、失業給付金、税金や保険などの手続きができます。
-離職中は『失業給付金』を申請できる
実は離職中には、ハローワークで『失業給付金』を申請することができます。
給付日数は90日〜360日の間で決められ、支給額は年齢によって6,710円〜7,042円間の額が支給されます。
失業給付金を受け取るにはいくつかの条件が必要になります。
- ハローワークで「求職申込み」をしたのち、「離職票」を提出
- 受給説明会を受ける
- 「失業認定申告書」に求職活動の状況等を記入し、「雇用保険受給資格者証」とともに提出
注意点として失業の認定を受けるために「原則として2回以上の求職活動の実績」が必要となります。
失業給付金は条件が色々とあるので、詳細は公式ページをご覧ください。
失業給付金について|ハローワーク
-税金や保険などの修正を忘れずに
会社に入っていた時には毎月健康保険や厚生年金に自動で入っていましたが、離職中には自分で加入しなければなりません。
手続きの詳細について各ページをご覧ください。
健康保険については以下▼
年金については以下▼
離職期間がある程度ある場合は、就業時と違った状態になることを意識しなければなりません。
-1.休養
離職後の1つの選択肢として、貯金がそれなりにあれば、自分の時間として休養することができます。
『田舎に帰る』とか、『行ってみたかった場所に行く』『やってみたかったことをやる』『癒す時間にする』などなど、これまで仕事でできなかったことをする時間が持てます。
自分の時間を持つことで改めて自分の将来を考えてみる時間にもなります。
-2.スキルを身に付ける
これまでの仕事と違った異業種を考えるなら、新しくスキルを身に付ける必要があるかもしれません。専門学校に通ったり、スクールや塾に通ってスキルを身につけていきます。通信講座という手もありますね。
通信講座であれば、様々な資格をオンラインで学べる総合サービスなどがあります▼
もし学校に通うのであれば、通学期間の生活費も考慮しないといけません。
またどの程度の期間でスキルが身につくのか、専門学校ならそのまま就職活動に繋げられるのか、なども大事ですね。
-3.独立
『自分のお店を持つ』『フリーランスになる』など、独立も選択肢に入るでしょう。
独立にも色々あります。完全に自己資金での独立開業だったり、フランチャイズで加盟店を経営したり、スキルがあればフリーランスとして個人でクライアントを見つけて仕事していきます。
どのくらいの資金が必要か、準備にどのくらいの期間が必要か、などを考えなければなりません。独立した場合は開業しても万が一売り上げが赤字の場合にどのくらいの資金で何ヶ月持ちこたえられるか、も考える必要があります。
-4.転職
ほとんどの人にとって選択肢となるのが、転職ではないでしょうか。
厚労省の調査によると離職した人が会社を辞めた理由のトップは「労働条件がよくなかった」となっています。続いて「人間関係」、「仕事が合わない」が挙げられています。
となると、次の転職先では『今より”労働条件・人間関係・仕事”が良い』企業を求めている人が多いということになります。
今の仕事よりもっと自分に合った環境、良い条件の転職先を考えたいです。
そこで求職・転職サービスを利用します。ハローワーク、もしくは求職、転職サービスです。多くの場合、ウェブで転職サービスを探すのではないでしょうか。
2.転職サービスには種類がある
今や転職にもいろんな分類があり、業界や職種、年齢、性別などでいろんな条件によって転職の方向性を定めることができます。
-1.王道の求人サービス
いろんな業種に幅広く対応した王道の求人サービスです。
とりあえず検索してみて、気に入った求人があるようなら登録してお気に入り保存しておく、といった感じで使ってみると良いです。
メジャーな求人サービスには…
求人大手なので、取り扱い数も多くとりあえず大手から1つずつ見ていくのが、鉄板の流れだと思います。
ちなみに僕はいくつか使ってみて、最終的にはマイナビ転職を利用しました。履歴書の書き方アドバイス(業種別)やお気に入り登録した企業からアプローチがくることもあったのが、便利でした。
-2.職種に特化したサービス
今と同業種に転職するのであれば、その職種専門の転職サイトを使った方がより最適かもしれません。
最近ではいろんな職種の専門転職サービスが増えてきています▼
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IT、WEB、エンジニア、デザイナー、広告、クリエイター、薬剤師、医師、看護師、不動産、保育士、介護士、税理士、製造などなど。たくさんの業種別で専門の転職サービスが用意されています。
手広く扱う王道の求人サービスを利用するより、よりニッチな求人案件を見つけられるかも知れません。
-3.エージェント型
エージェントとは代行人のことで、転職活動のお手伝いをしてくれる人がいる転職サイトです。アドバイザーが履歴書の添削をしてくれたり、自己分析や面接対策などをアドバイスしてくれます。
一人で活動するのが不安な方、高いスキルや経験を持ちより高待遇な転職を希望する方などにオススメです。
【まとめ】希望条件をマッチングしてくれる転職サービスを選ぶ
求人系のサービスは年々増える一方で、専門職に特化しているようにいろんな角度から多様化しています。
転職における本質的な目的は「希望条件に沿う仕事を見つける」ことなはずです。
僕が転職で利用したマイナビ転職では、アカウントにWEB履歴書を書いておけば、企業から”スカウト”というオファーが来ます。また気になる企業をお気に入りにすると、企業側からも履歴を見て「気になる」登録してくれることもありました。
このような就職活動における、求職者と企業のマッチングがいかにうまく行われる仕組みになっているか、が大切だと感じました。
妥協したくなければエージェント型の転職サービスを利用して、とことん自分を最大化して就活するのが良いでしょう。
また業種が同じなら、職種に特化した専門の転職サービスを使う方が無駄もなく、ニッチな企業が掲載も探せるでしょう。
現代では一生同じ企業に就くケースは無くなってきています。今や転職は当たり前で、若い時であれば尚更いろんな企業や仕事を経験しておきたい人も多いと思います。
実際に転職するか決断していなくても、どんな企業があるのか転職サイトを見るだけでも、いろんな事業や仕事の状況が垣間見れるので参考にはなると思います。
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