成長には苦痛が伴う。慣れるまでは歯を食いしばりながら体を動かせ。
- 2017.02.16
- 作品の感想 / Impressions
最近は学びの時間を作るように意識している。
今学んでいることは主に2つ。
1つはWEBデザイン。もう1つは音楽のコードを覚えること。
ここ1年くらい学びのために時間を取っていなかった。
インプットよりもアウトプットをしなきゃ!と焦っていた。時間があればひたすら作業しないといけない、という考えでいた。
でもやっぱり将来を見据えて学ぶ時間は意識的に確保してコツコツ積み重ねることが必要だと思った。
未知なることを学ぼうとすると脳が拒絶しようとする
少し前にUdemy(ユーデミー)という動画学習サービスにてウェブデザイナーを目標とする講座を購入した。
いざ購入したもののなかなか受講することはなかった。
講座内容はとても充実していて、画像編集ソフトのフォトショップの使い方からウェブサイトの構築方法までを400を超えるレッスン内容で丁寧に解説してくれる。
普通に専門学校とかで習ったらウン十万しそうだ。
WEBでの動画講座って自分のペースで学べるのは魅力でもあるけど、逆に「あとでやろう」と後回しにして結局手付かずになる可能性も大きくある。たぶんこういう習い事って半数以上の人が挫折していくんだと思う。
僕もそうなるであろう一人かもしれないけど、多少続けることができたらまだ安心だ。
以前から独学ながらもフォトショップをいじりながら少し使えるようになってきていた。
だから今回改めてフォトショップの講座を受けてもそんなに拒絶反応もなく、コツコツと学び続けられている。
それでも「めんどくさいなぁ〜」「今日はやんなくていいかなー」という気持ちと対峙している。
一方でもう1つの音楽のコード覚えるのなんてかなり拒絶反応を感じている。
音楽のコードなんて今まで学んだこともないし、そもそも音楽の授業での音符とかもほとんど覚えていない。
つまり0から学ぶので、わからないことだらけ。未知の世界なのだ。
だから本能的に拒絶反応が出る。
慣れるまでは、歯を食いしばりながら行動せよ
何事も最初は特に大変だし辛い。
よく0→1とか言われたりするけれど、ここはやっぱり一番の頑張りどころだと思う。
1→10にするより0→1にする方が圧倒的に大変で、長く、辛い。
0→1で辞めていく人がほとんどなんだろう。
音楽のコードは無料のアプリで学んでいるのだけど、CとかFとかAbとか表示されるのをひたすら鍵盤に打ち込むというもの。
この見慣れないAbとかF♯とかが表示されると「うぅ〜〜ぅ」と脳が気持ち悪くなる。
これは例えば古文を読むときの感じと言えば伝わるかもしれない。古文って意味わからない漢字がずらずらと並んでいて読もうとすると気持ち悪さを感じると思う。まさにその感覚と同じだ。
自分が新しい知識を身につけるためには、この拒否反応をこらえて学習を進めていかなければならない。
そもそもコードを奏でるってことが3本の指で同時に鳴らすという仕組みが煩わしい。
「こっちの指がここで、こっちがここ、じゃあこっちがここか」というのをひたすら確認して同時に鳴らして…と繰り返しながら徐々に覚えていく。
今はまだ10回ほどしかやっていないが、少し慣れてきてなんとなく慣れを感じるようになってきた。
今日もアプリを開くのに「やっぱ今日はやらなくてもいいかなー」と思ったし、アプリ始めてCという記号を見た瞬間に拒否反応を感じた。
何事も楽しく学べたら良いけど、たとえすごく興味があることでも学び始めると必ず苦しいし、辛い。
それでもできるようになりたい!って気持ちがあるかないかが努力を続けるために重要なんだと思う。
未知なることほど、苦痛は大きい。
英語を習うために英会話に通うか、いきなり単身海外に移住するかでは苦痛の差は全く異なる。
でも大きな苦痛を伴うからこそ習得のスピードも速い。
『未知なることには苦痛が伴う』このことを理解していることは大事。
気付いていれば、いざ挑戦している時に「この苦痛は受け入れるものなんだ」って思うことができる。
成長するために、ガシガシ苦痛を選び取っていこう。
そして、慣れるまでは歯を食いしばって体を動かそう。
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