GoPro用の2軸ジンバル(FEIYU WG Mini)でブレなくなるか検証してみた
- 2016.06.20
- クリエイティブ / Creative 動画 / movie
- GoPro(ゴープロ)

GoProの映像をブレなくするために以前から興味のあったジンバルをついに買いました。
FEIYU社の『WG MINI』という2軸タイプのジンバルです。
『WG MINI』の開封から「ジンバルを着けた場合と着けない場合でどれくらいブレが軽減されるのか」動画で撮影して比較しました!
ジンバルを使ってみた結果‥
では早速、ジンバルを着けた場合と着けない場合を動画で確認しましょう▼
・・・けっこうブレが軽減されています!
ジンバル無し(GoPro直接手持ち)で撮影している時に「意外とブレ少なく撮れているんじゃないか?」と思ったほどジンバル無し撮影で自信があったのですが、実際に映像を見てみるとガクガクした映像になっていました。これは映像としてずっとみていられないほどのブレです。
一方、ジンバル付きで撮影した映像は多少のブレはあるものの、ジンバル無しの場合よりも断然ブレが抑えられています。
ちなみに動画では階段を歩いているので、普通に歩きながら撮影する場合だともっとブレが抑えられます。
WG Miniが届いたぞ!
待ちに待った初めてのジンバルFEIYU WG Miniが届きました。
ちょっと値段が張る買い物ってテンション上がりますね。
そして開封!
おお!かっこいいケースが出てきた。
ぴっちり閉まるチャックが本格的な感じ。
おおー!いろいろ入ってる!
上のチャックにもなんか入ってる。
全部取り出してみると、
ネジやらUSBやらいろいろ入っている。以下全容。
ジンバル/Andoer 8-in-1アクセサリーセット/カメラ修正アクセサリー /充電器(入力:DC 5V、最小800ミリアンペア;出力:直流4.2V)/充電式バッテリー(タイプ:16340)/ビデオ出力とカメラ 充電ケーブル/USBケーブル /USBコネクタ/ T-クランプ/クイックリリースバックル /ロングスクリュー/曲面接着マウント/六角六角穴付きボルト/M 1.5 六角レンチ/拡張ローレットサムスクリュー/Adhensive/ユーザーマニュアル(英語&中国語)
電池が2セットあるのはありがたい!
電池1セットだけだと足りなさそうだと思っていたので非常に助かる。
WG Miniの使い方
使い方は非常にシンプルで、本体にGoProを取り付けたら白いボタンを2秒押します。
すると電源が入り起動します。
1回ボタンを押すと『追従モード』になり、1秒ボタンを押すと『ロックモード』になります。
モードはこの2つのみです。
電源のオフは3秒間ボタンを押します。
バッテリーの使用時間は3 ~ 4 時間、充電時間は約5時間となっています。
なので一度バッテリー残量が切れたら充電するのに時間がかかるので、もう1つバッテリーがあってよかったです。
2軸ジンバルの弱点
まずジンバルの『軸』について簡単に説明しておくと、GoPro用にあるジンバルには1軸、2軸、3軸のタイプがあります。
『軸』というのはカメラを支える支点のことで、この軸にはカメラのアングルを維持するための機械が内蔵されています。
そして、軸数が多いほどブレは軽減され、特に3軸は外部からのあらゆる回転の影響を受けない『安定化プラットホーム』と言われています。
今回僕が購入したジンバルは2軸のタイプだったので、全方位の動きをカバーできるわけではありません。
2軸ジンバルの問題は、『水平(横へ)のひねりは一切カバーできない』ことです。
『垂直(上下)』ひねるぶんにはジンバルが作動してブレない映像になります。
また、手首をパチンコのノブをひねるようにする動きにも対応します。
しかし、左右にひねる水平のひねりには対応していません。
つまり水平へのひねりで生じるブレはまったく軽減されないのです。
だから映像では横にガタガタぶれます。
ちなみに1軸ジンバルは垂直と水平のひねりに対応できないので、1方向のみしかブレをカバーできません。
使う意味ほとんどないんじゃないかと僕は思います。
FEIYU社のウェアラブルできるジンバル
GoPro用のジンバルと言えば、FEIYU社が有名です。
特に有名なのがこのタイプのジンバル。

GoProユーザーにはどうやらこの手持ちタイプのジンバルが人気のようです。
・・・がしかし、僕はGoProをつけたクリップマウントをリュックに着ける『ウェアラブル撮影スタイル』を完成させたいので、手持ちではないいろんな場所に取り付けることのできるウェアラブルジンバルを選びました。
このようにクリップマウントにGoProをつけて撮影してみたところ、ガッタガッタとブレブレな映像になってしまったのでジンバルをつけて、ブレを軽減させることができないか考えました。
ウェアラブル撮影スタイルはできるのか!?
ということで、クリップマウントにジンバル+GoProをリュックに付けました!
心配していた通り、やっぱり存在感が強い。。。
「メカメカしいもん着けてるなあの人」と通りすがりの人の思われてしまうくらいの存在感があります。
なるべく違和感なくGoProを身につけて旅動画を撮りたいと思っていましたが、こうなるとあまり人目のつかない場所での利用になりそうです。
ただ存在感はあると言ってもやっぱりウェアラブルであるために撮影中でもカメラを持つことがないから、両手が使えて負担が少なくなるので、その点はとても魅力です。
あとはサイズ感の問題です。もっとコンパクトにGoProでブレない動画が撮れればな〜。。。
2軸ジンバルは『お金をかけたくない&多少のブレを抑えたい』人向け
2軸ジンバルを選んだ最大の理油は『価格』でした。
ジンバルに何万もお金をかけるのは馬鹿馬鹿しいと思っていたので、多少はブレ軽減できるだろうなということで2軸ジンバルを選びました。
実際に階段降りるとかちょっとした高さから飛び降りるとかの垂直の動きに関してはかなりブレない映像にしてくれます。
やっぱりジンバルがあるのとないのとでは大違いだと感じました。
・・・でも水平の動き、つまり映像にすると横のブレが軽減されていないのが気になってしまい、どうせならもうちょっとお金出してでも3軸ジンバル買えばよかったかな、なんて思いました。汗
このあと一息お金を出せばブレの不満はなくなるというところでの葛藤が難しいですね。汗
僕が買ったGoPro用2軸ジンバル『FEIYU WG Mini』のアマゾンレビュー&スペック情報はこちらから▼
これからウェアラブルジンバルならではのおもしろい映像を見つけていきたいと思います。
今思いつくのは、一脚につけて高い位置から撮影することと、一脚でカメラクレーンのように映像を撮影することです。
綺麗な映像を撮ろうと思うとお金もかかるし、こだわりが強くなりますね。笑
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