GoProのProtune(プロチューン)モードでもっとカッコよく撮影する
- 2016.01.06
- クリエイティブ / Creative 動画 / movie
- GoPro(ゴープロ)
GoProを使い始めてかれこれ4ヶ月ほど経ちました。
最近では特に夜の映像が迫力があるので夜にいろんな場所に行って撮影しているのですが、その時にGoProが光をやたら濃く写してしまっています。こんな感じ(写真)▼
カメラが光をキャッチしすぎて、光の線ができてしまっています。
上にある電灯の光も光源が見えないのに上から光の線が映っています。
こんな感じで夜に撮影するにあたって、光を映すと光がやたら強調されて画面のバランスが非常に悪くなってしまってしまいます。
この問題をどうにかできないかと思って調べたらGoProのProtune(プロチューン)モードで改善できることがわかりました。
Protuneモードとは、より撮影者による表現の幅を広くするための機能で細かい設定ができます。
Protuneモードは5つ設定項目があります。
まずはGoProの設定からProtuneを「ON」にしましょう。
1:(ホワイトバランス)White Balance
撮影する対象には光があたっています。
光にも太陽の光だったり、電球の光だったりと光の色味が違います。
白い紙に太陽の光が映ってる状態と、白い紙に電球の光が映っている状態では色が違って見えます。
その太陽や電球の光の光源によってカメラが白い紙を”白く”映すために調整する機能を
ホワイトバランスと言います。
ホワイトバランスは色温度(K:ケルビン)で表現されます。
色温度が低いほど”赤み”が増し、色温度が高いほど”青み”が増します。
Protuneモードでは「Auto」「3000K」「5500K」「6500K」「Native」と設定することができます。
2:(カラー)Color
「Flat(フラット)」「GoPro Color(ゴープロカラー)」の2種類を選択できます。
フラットはより自然な状態で映像を撮影でき、自分で編集して加工する中級者〜向けの機能。
GoProカラーはGoProらしい鮮明な映像を撮影することができます。特に色味などの編集をしないのであればこの機能。
3:ISO Limit(アイエスオーリミット)
これが今回僕の求めていた設定でした。
ISOとは光を感じる感度のことです。
ISO感度とよく呼ばれているそうです。
これにリミットなので、光を感じる感度の限界を設定できるのがISO Limitとなります。
「6400」「3200」「1600」「800」「400」で設定できます。
この数値が高いほど光を感じる感度が高くなるので先ほどの東京タワーの画像のように光が強く強調されます。
つまり光が強く強調されるようであれば、ISO Limitの数値を下げれば良いということになります。
ちなみに数値が高いほど画面にノイズ(ザラザラした感じ)が出るようなので注意が必要です。
4:(シャープネス)Sharpness
映像をくっきりはっきり映すかどうかの項目です。
「High」「Medium」「Low」で設定でき、Highにするとくっきりはっきりした
映像を撮影することができます。
5:(露出)EV Compensation
カメラが光を取り込む量を表しています。
「+2.0」「+1.5」「+1.0」「+0.5」「0」「-0.5」「-1.0」「-1.5」「-2.0」
と選択することができます。
「+2.0」撮影すると明るく映り、「-2.0」で撮影すると暗く写ります。
「ISO Limit」と似ているように感じますが、「ISO Limit」は部分的な光を増幅させる機能で
「EV Compensation」は画面全体の明るさを調整できる機能です。
Protuneモードを使って自分の思い描く動画を撮ろう!
というわけで、僕が夜にタイムラプス映像を撮影した時に光がやたら強調される現象はISO Limitを低くすれば改善されました。
いろいろ動画を撮ってみると「ああしたい!こうしたい!」って願望が出てきます。
そうなってくるとやはりちょっと深い専門的な知識を身につけなければなりません。
カメラを持っている人からすれば当たり前かもしれませんが、ホワイトバランスとか使い方がいまいちわかっていません。
今やインスタグラムやツイッター、フェイスブックで写真や動画を投稿する時に色味を調整できるのが当たり前です。
「かっこいい映像を撮影したぜ!!!」ってなってもその格好良さをもっとかっこよく表現するためにいろいろな機能を使って編集できる能力があるといいですよね。
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