【文章超ニガテ!】ブログ4年続けてきた僕が振り返って思う文章力向上の5つの極意

【文章超ニガテ!】ブログ4年続けてきた僕が振り返って思う文章力向上の5つの極意

ログを始めてかれこれ4年が経ちました。始めた当初の自分の文章なんて恥ずかしくて見たくもありません。

もともと僕は文章が大の苦手でした。通信簿で言えばギリ”2”ぐらいでしょう。

例えばこれまで僕は、こんな文章を書いてきました▼

今日僕は友達と渋谷に行っていろんなお店を周って好きなブランドの服を見つけたのですぐ買いました。

ある出来事をただただ羅列した結果、とても読みたいと思えない難文を書いていました。

文章を書き進めていくほど、余計に何を伝えているのかわからなくなります。迷宮入りです。

だから小学生の頃から作文は苦手で、ずっと苦手意識を克服することもなく嫌いなまま過ごしてきました。

大学では簡単に単位が取れると言われていた文章の基本講義すら、全部出席して提出物も出していても単位を落としていました。(サボり気味の友達はあっさり単位を取っていました)

 

そんな僕はブログを始めたことを皮切りに、文章に関する本を読んだり勉強するようになりました。

かれこれブログを4年ほど書いてきたことで多少なりとも読んでもらえる文章が書けるようになったと思います。

最近は伝えられることの喜びを感じています。

自分の感じていることを言葉にして表現できるってのはとても気持ちが良いです。

文章が大の苦手だった頃に「何で文章が下手だったのか」ポイントを挙げて振り返ってみます。

 

1.文を分けて、短くする(句点〔くてん〕を入れる)

今日僕は友達と渋谷に行っていろんなお店を周って好きなブランドの服を見つけたのですぐ買いました。

この例文が読みづらかった原因は「意味を凝縮」しているからでした。

僕は1つの文章にいろんな出来事をギュッとまとめようとしていたんです。

結果、文章の見た目はまるで呪文のようです。読み手は文章を見た瞬間に拒否反応が起こるでしょう。

読みやすくするには、文章を区切ることが必要です。

文章に句点(くてん)→「。」を入れることで、短く読みやすい文脈になります。

今日僕は友達と渋谷に行っていろんなお店を周って好きなブランドの服を見つけたのですぐ買いました。

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今日僕は友達と渋谷に行きました。渋谷ではいろんなお店を周りました。あるお店で好きなブランドの服を見つけたのですぐ買いました。

こうすることで文章の意味がスッと頭に入ってくるようになりましたよね。

句点「。」を入れて文章を分けることで、読み手が意味をしっかり理解しながら読み進めることができるようになります。

 

2.「、」読点(とおてん)を付ける

読点(とおてん)とは→「、」のことです。

読点(とおてん)も句点(くてん)と同じように、文章に入れることでグッと意味が伝わりやすくなります。

今日は夕方から用事があるけれどその前にカフェでのんびりしてから出かけようと思う。

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今日は夕方から用事があるけれど、その前にカフェでのんびりしてから出かけようと思う。

読点を入れることでも視覚的にも読みやすい文章になります。

句点入れる必要ないけど、「文章がやや長いな」という場面で取り入れると良いです。

読点は音読で文章を読んだときに、1呼吸入れたいタイミングに入れるのがベストです。

実際に上記の例を声に出して音読してみると感覚がわかると思います。

読点が入っていないと、苦しくなります。

読む点と書くように、読んだときに一呼吸を入れるために読点を入れることで、テンポよく読み進められる文章になります。

 

あと読点を入れるコツとしては【事象結論】で入れると、意味が伝わりやすくなると思います。

文章には言いたいこと(=結論)があります。

結果に至るまでの事柄(ことがら)は事象です。

例文でいうと「今日は夕方から用事がある」が事象です。「カフェでのんびりしてから出かける」が結論です。

今日は夕方から用事があるけどその前にカフェでのんびりしてから出掛けると文章の意味を分け、その間に読点を入れると読みやすい文章になります。

 

3.ブロックで捉える

child girl playing with block toys

「文章はブロック(塊)でできている」と考えると扱いやすくなります。

ブロックで考えられるようになると、先ほどの「句読点(くとうてん)をどこに入れたらいいか」、「文をどう並べたら意味がわかりやすくなるか」わかるようになります。

僕が以前書いたブログ記事を引用して、句読点を無くした文章を用意しました▼

少し前にUdemy(ユーデミー)という動画学習サービスにてウェブデザイナーを目標とする講座を購入していざ購入したもののなかなか受講することはなかったが講座内容はとても充実していて画像編集ソフトのフォトショップの使い方からウェブサイトの構築方法までを400を超えるレッスン内容で丁寧に解説してくれるのと普通に専門学校とかで習ったらウン十万しそうだしWEBでの動画講座って自分のペースで学べるのは魅力でもあるけど逆に「あとでやろう」と後回しにして結局手付かずになる可能性も大きくあるがたぶんこういう習い事って半数以上の人が挫折していくんだと思うから僕もそうなるであろう一人かもしれないけど多少続けることができたらまだ安心だ。

「この文章を読んでください」と言われたら、ちょっとした罰ゲームでしょう。

次に文章を意味ごとに2つの色で分けてみました▼

少し前にUdemy(ユーデミー)という動画学習サービスにてウェブデザイナーを目標とする講座を購入していざ購入したもののなかなか受講することはなかった講座内容はとても充実していて画像編集ソフトのフォトショップの使い方からウェブサイトの構築方法までを400を超えるレッスン内容で丁寧に解説してくれるのと普通に専門学校とかで習ったらウン十万しそうだしWEBでの動画講座って自分のペースで学べるのは魅力でもあるけど逆に「あとでやろう」と後回しにして結局手付かずになる可能性も大きくあるたぶんこういう習い事って半数以上の人が挫折していくんだと思うから僕もそうなるであろう一人かもしれないけど多少続けることができたらまだ安心だ。

この文章ならまだ読みやすくなっていると思います。

文章を意味ごとに分けてあるので、読み手が意味を理解しながら読み進めていくことができます。

黄色の文章と緑の文章の間に句読点を入れることで、読みやすい文章になります。

 

4.読み手と書き手を繰り返す

答えというか、読みやすい文章にするためにはこれに尽きると思います。

文章が大嫌いだった過去の僕は『読み返す』という作業をしていませんでした。

なんせ文章が下手くそなのだから自分の文章なんてとても読む気になれませんでした。

ですがブログをやる目的ができたからこそ、自分の嫌いな文章を克服しようと思い文章を書いては読んで、また書いて…と歯を食いしばりながらも改善を繰り返しました。

もとから文章書くのが好きな人っていますよね。

そういう人は読むのも好きなんじゃないかな、と思います。

文章の書き方には『推敲(すいこう)』という言葉があります。

一度書いた文章を見直して、改めて「本当にこの表現が最適か」考えて再構築していきます。

文章が苦手だった僕にはこの考え方が足りませんでした。

文章は『1度書いて終わり』ではありません。

何回も書き直して”更新”していくことで、読みやすいわかりやすい文章になるのでした。

これは創作すること自体において通じる考え方なんだ、と最近感じています。

 

5.下手なのは”才能が無い”からじゃない

僕は「一生まともな文章は書けるようにならないな」と学生の頃に本気で思っていました。

努力してるつもりでも、一向に文章力が上達していない。。。

だから才能が無いんだと思っていました。

でも、秀でた能力が欲しいわけでも天才になりたいわけでもない、ただ普通に伝えられる文章が書きたい、と思っているレベルのことであれば、技術を覚えて磨けば上達していきます。

基本的に下手なことは勉強して、練習を繰り返していけば絶対に上達します。

プロを目指すわけではないのであれば、どんなことでもセミプロくらいまでならテクニックを磨くことで到達できると思います。

一番重要な問題は”心”であり、できないと心に思ったことは絶対にできません。

自分ができないと思っている以上、挑戦することも克服するために真剣に取り組むこともないのですから、できるはずもありません。

本当に克服したいのか、克服してどうなりたいのか、前に進むための動機をしっかり浮かび上がらせることで努力を続けていけるはずです。

 

 

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