Amazonミュージックのプランと使い方。テクノロジー企業が作る音楽の進化
- 2018.03.05
- ライフ / Life
Amazonミュージックには2つのプランがあって、ちょっとややこしいかもしれません。
プライムミュージックとミュージックアンリミテッドです。この2つは聞き放題の曲数や料金が異なっています。違いを見ていきましょう。
1.『Prime Music』と『Music Unlimited』
AmazonミュージックではAmazonで1曲単位から購入することができますが、最近は聴き放題のストリーミングサービスがあるので、今は曲を購入する人も少なくなったかと思います。
ということで、現在Amazonでは『Prime Music(プライムミュージック)』と『Amazon Music Unlimited(アマゾンミュージックアンリミテッド)』の2種類のサービスがあります。
プライムミュージックはAmazonプライム会員になると使えるサービスで、すでにプライム会員に入っている方はプライムミュージックを聞くことができます。聴ける曲数は100万曲です。
ミュージックアンリミテッドはその上位版のサービスで、曲数は4000万曲と他の聴き放題サービスのSpotify(スポティファイ)やApple Music(アップルミュージック)など、業界最多クラスの曲数を扱っています。価格は月額980円となります。
Prime Music | Amazon Music Unlimited | |
曲数 | 100万曲以上 | 4,000万曲以上 |
料金 | Amazonプライムの価格
(月額400円/年額3,900円) |
月額980円 |
プライムミュージックは言ってしまえば、プライム会員のオマケみたいなもので100万曲とミュージックアンリミテッドに比べればだいぶ少ないです。かと言ってプライムミュージックではメジャーな曲も扱っているので、暇つぶしに聞くには十分な曲揃えかと思います。
プライムミュージックに加入するにはプライム会員になる必要があります。プライム会員はプライムミュージックの他にも映像作品見放題のプライムビデオや電子書籍が読めるプライムリーディングなど約14種類もの特典が受けられるサービスです。
関連記事:【お得すぎ】Amazonプライム会員で利用できる特典の全貌をみる!
もともとプライム会員でミュージックアンリミテッドに加入する場合には月額780円と少し割り引かれた金額で利用することができます。
2.プランの違い
ミュージックアンリミテッドには通常のプランの他に、家族で使うとお得な『ファミリープラン』、スマートスピーカーAmazon Echoに特化した『Echoプラン』が用意されています。
Music Unlimited | 個人プラン | ファミリープラン | Echoプラン |
料金 | 月額980円
(プライム会員は月額780円) |
月額1,480円 | 月額380円 |
曲数 | 4,000万曲以上 | 4,000万曲以上 | 4,000万曲以上 |
ファミリープランは6アカウントまで発行できるので、最大6人で利用したとすると、だいぶお得な利用ができます。アカウントはそれぞれ別なので、曲を聞いた履歴とかプレイリストとかはちゃんと別々で利用できます。
ちなみに個人プランの980円は他社聴き放題サービスと比べてもほとんど同じ価格水準です。いろんな聴き放題サービスを比較した記事があるのでそちらを参照してください▼
3.Amazonミュージックの使い方
アプリなどの利用環境は年々進化しています。久しぶりに使ってみて思いの外、ちゃんとなっててびっくりしました。
-1.使えるデバイスとアプリ
使えるデバイスは、スマホやタブレット、パソコン、さらにはスマートスピーカーのAmazonエコーでも利用できます。アプリの他にブラウザからも利用できます。
プライムミュージックでもミュージックアンリミテッドでも利用するアプリは同じです。
-2.Amazonミュージックの使い方
音楽の探し方はプレイリストがベースとなっており、気分やジャンルから探していきます。
スマホアプリの項目を見ると…
- ブラウズ
- 履歴
- マイミュージック
- 検索
の4つの項目があります。
ブラウズでは新着の曲や、ランキング、使用履歴に基づくオススメ(レコメンデーション)の曲など、基本はこの項目を使って音楽を探します。
履歴はこれまで聞いた曲の履歴で、マイミュージックでは好みのアーティストやアルバム、曲を登録したり、好きな曲でプレイリストを作ったりして自分のミュージックライブラリが利用できます。
検索はテキスト入力での検索機能です。
-3.プレイリストで聴く
Amazonミュージックの項目はほとんどプレイリストで構成されています。これはその他聴き放題サービスも同様にプレイリストで聴くスタイルになっています。
テンションを上げるプレイリストや、勉強に集中するため、ランニング中に聴く、年代別、ジャンル別、ドライブなどなど、いろんなテーマのプレイリストが用意されています。
また、Amazonミュージックの履歴に基づいたオススメのプレイリストや曲が表示されます。
プレイリストの数は他の聴き放題サービスと比べて多い方なので、プレイリストを探し回って楽しむことはできると思います。
今後、音楽聴き放題サービスの向かう先にユーザーの好みに合う曲を提示することが肝になるでしょう。
Amazonはネットショッピングではすでに「関連するオススメの商品」のノウハウがあるので、このようなテクノロジーを駆使した今後のサービス発展が期待できるかもしれません。
4.Amazonはミュージックに力を入れている
数年前までのAmazonミュージックは正直しょぼしょぼでした。ですが、現在では最多会員数を誇るSpotify(スポティファイ)、2番手Apple Music(アップルミュージック)に続く、3番手であると予想されています。(どれも会員数非公開)
最近ではワーナー・ブラザース・レコードの前社長ダン・マッキャロルがAmazonミュージックに移籍したことから、Amazonがミュージックに力を入れていることが伺えます。
AmazonはスマートスピーカーのAmazonエコーも販売しているので、デバイスを用いた新しい可能性にも示せるかもしれません。
僕は最近Amazonエコーを買いましたが、やっぱりスマートスピーカーで音楽が聴きたいものです。もしエコーを使っていくうちに「アレクサ、音楽かけて!」と言って、その時の僕の気分にぴったりな曲を流すようになってくれば、これはもう今までの音楽生活とは別次元になります。
さらに海外ではディスプレイ付いたエコーも発売しているので、このアレクサが進化することと同時にAmazonミュージックがもっと身近な存在に変わっているかもしれません。
エコーだけで利用できるEchoプランは月額380円とお手頃なので、エコーのためだけにアンリミテッドを契約するのも充分ありだと感じます。
Amazonミュージックのさらに詳しい情報は公式ページをご覧ください▼
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