VR（ブイアール）、今キテますよねぇ。

Oculus Rift（オキュラスリフト）に始まり（たぶん）、プレイステーションVRが発売されたり、フェイスブックで360度映像が投稿できるようになったりと今や生活の一部に食い込んできそうな勢いです。

最近ちらほら見かけるのは、コントローラーを持ってバーチャルな空間の中で立体的な絵を描いたり、車作ったりと創作しています。

ヴァーチャルな空間でならなんでもできそうだと思いました。

衝撃的だったのは、Facebookが発表したOculus Rift（オキュラスリフト）を使ったこの動画です▼

ヘッドマウントディスプレイ（HMD）を頭に装着したマークザッカーバーグの目の前にキャラが出現します。

そのキャラは実際にどこか離れた場所でマークザッカーバーグのようにHMDを装着した人たちなのでしょう。あたかもそこに存在するかのように動き、会話をしています。

そのVR（ヴァーチャルリアリティー）の世界では、空間を水中に変えたり、チェスやトランプを行ったり、ペイントしたり、画面を出したり、ビデオ電話を行ったりとなんでもやり放題です。

未来でありそうなことが現在もうすでに実現していて、びっくりですよ。

VR体験をするためのヘッドマウントディスプレイはオキュラスリフトが有名ですが、価格が７万円を超えています。

プレイステーションVRもPS4と合わせて買ったら１０万近くするようだし、VRはなかなか気軽に手を出せません。

そうは言わずともVRやってみたい！！！

お手頃VRヘッドマウントでVR体験をしてみる！

ということで、前からちょくちょく見かけていた安いVRマウントを買って、VR体験をしてみました。

激安の殿堂ドンキ・ホーテで安いVRマウントいくつか売ってました。

値段はうる覚えですが、約２千円ほどでした。

VRのマウントは基本、頭に付けるヘッドマウントタイプになっていて、頭に固定できるようにバンドが付いています。

このヘッドマウントはスマートフォンを画面として利用することで、360度のVR映像を見ることができます。

スライドさせてスマホを組み込むことで、ヘッドマウントに装着することができます。

また、ほとんどのスマホのサイズであれば対応できるようバネの力で固定する仕組みになっています。

使用したのがiPhone6ですが、まだまだ大きなスマホでも装着できます。

スマホの大きさが変われば、ヘッドマウントをかけた時に見える画面の大きさを変わるわけですが、そうした時に映像の見え方が異なります。ですが、ヘッドマウントの視点を調節する機能があるので、しっかり見えるポイントを調節できます。

ヘッドマウント上部中央にある２つ調節ノブを前後左右に動かすことによってVR映像とのズレを調節します。

うまくスマホをセットできると気軽にVR映像を楽しむことができます。

続いてタダでVR動画を見れる方法をご紹介します。

YouTube『バーチャルリアリティ』チャンネルでVR動画がたくさん見れる

YouTubeであれば手軽にVR動画をたくさん見ることができます。

YouTube上で『VR』と検索すれば、たくさんの動画が表示されます。

なかでも公式のチャンネルに登録しておけば、簡単にVR動画にアクセスすることができます。

URL→　https://www.youtube.com/channel/UCzuqhhs6NWbgTzMuM09WKDQ

実写映像からゲームやCGの世界などいろんなジャンルのVR動画を見ることができます。

ちなみにYouTubeでVR映像として見るためには、YouTubeアプリからでないと見ることができないので注意です。

例えばこのような海に入る映像が見れます▼

ジャンルには、ミュージックビデオやゲームの世界、記録映像、ホラー、アクティブな動画までいろんな種類があります。

特にオススメのジャンルはホラーですね。

普通に映像を見るのとは違って、頭を動かして視点を変えてみるので、後ろに幽霊がいたりと驚きが違います。

また高い場所のVR映像なんかもリアリティがあって、高所恐怖症の人はダメかもしれません。

安いVRマウントとはいえ、なかなかの臨場感を体験できます。

VR映像を見る方法

ただVR映像を再生すれば見れるわけではありません。

VR対応動画を再生したら、画面をタップして『ヘッドマウントアイコン』をタップします▼

右下、右から３番目にあるアイコンです。

映像が２つになり、丸みを帯びています▼

この画面をヘッドマウントで見ると、見事にVR体験することができます。

VRは自宅で体験できるアトラクション

手軽にVR体験ができるマウントと映像システムができているおかげで、思っている以上にVRは身近な存在となっています。

今後VRが一般的に、日常的にまで普及していくかはわかりませんが、これまでの画面を眺めているだけの視聴体験から１つ上のステージが増えました。

新しい視聴体験が普及していくのと同時に、これまでと違った映像表現ができるようになったことにもなります。

水中で何万匹もの魚の群れをテレビで見るのと、VRで頭を動かしながら360度を見るのとでは臨場感が大きく変わります。

360度撮影ができるカメラも続々と登場していて一般人でも撮影出来る環境があるので、『視聴』も『製作』も気軽にできるので一般人の僕としてもいろいろ遊べそうです。

とはいえ今のVR環境は「面白いけどハマらない」印象を受けます。

VRを初めて体験するとおもしろい！と驚きがあり、たしかにその場所にいる感覚を覚えるけれど、その翌日には関心が薄れています。

毎日メリーゴーランドは乗りたいと思わない、という心境と同じですね。

ちょっとしたアトラクションを楽しむような感覚です。

今はVR体験おもしろい！って段階までなのかもしれませんが、今後やり込める環境ができてくるとさらに状況は一変するのかもしれません。

Amazonで一番人気の格安ヘッドマウントなら1700円で買えます▼

過去に自分で動画編集ソフトで3D対応動画を作った記事がありますが、今度はヘッドマウントでしっかり見れるVR動画製作にチャレンジしてみようと思います。
3D動画を自分の動画素材で作って楽しむ！