初めての一眼レフカメラを外で撮影して僕が苦心した理由
- 2016.09.16
- ライフ / Life
いや、ある程度いい写真が撮れると思ってたんですよ。
だって写真の本買ったり、YouTubeで写真家のドキュメンタリーとかノウハウ動画見まくってたんですから。
10年前の本でも十分に学べる。
フィルムカメラの事とか書いてあるけど、基本の原則、原理は変わらないので、役に立つ。
しかも時代の流れを感じる事ができる。こんなにたくさんのノウハウがあるのに500円は安い! pic.twitter.com/StcuxH4UPb
— 二宮パトリク (@ninopato1) 2016年8月26日
・・・それでもいざやってみると全く思うように撮影することがでませんでした。惨敗。
まあ、初めての一眼レフなので仕方ないといえば仕方ないのですが、今回僕が初めての一眼レフカメラで苦心したことをつらつらを書いていきます。
ちなみに使ったカメラはPENTAXのK-r。望遠レンズ付き。
2010年に発売されたカメラだから今から6年前のカメラだ。当時15万で買ったらしい。高っ
これは兄弟から借りたもので、たった数回しか使わず適当に放置されていた。
僕の本命カメラはSONYのフルサイズミラーレス一眼「α7」を欲しいと思っているが、まだ買ってはいない。
まずは使えるものから使って、スキルを磨いていこうではないか。
明るさを調節するのが難しい
僕が初めて一眼レフカメラを使ってみて、もっとも苦しんだのが明るさがうまく調節できないことでした。
例えばこの写真は暗いですよね。
ブドウみたいな実を撮影したかったのですが、なんとなく良い感じの質感は感じられるものの、とにかく暗くて被写体が見えない。
そこで何回か撮り直して、
まだ暗いな。
逆に白っぽいな。
んー。これくらいがちょうどいいかな。もうちょっとくっきりしてても良さそうだけど。
といった具合に写真を撮っていきました。
今振り返るとこの時に撮った写真の中ではこの写真が一番良かったですね。(もっと練習しよう。。。)
続いて、明治神宮入り口。
ちょっと暗すぎかな。
んー、明るい気がする。
あー、これくらいが由緒ある感じがしていいかな。
オートモードだと希望の写真の感じにはならない
一眼レフの使い方がよくわかないので、ならば「とりあえずオートモードで撮ってみればいいか」ということで、オートモードに切り替えて撮影してみる。
・・・しかし、納得いく写真にはならないので「ちょっと自分で調節できないもんか」といじってみても、オートモードだと自分で調節できなかった。
なので結局、マニュアルモードで自分で調節できるようにならないといけないな、と感じました。
これもやはり明るさを調節したかった。
もしくは他にもモードがあるのだが、よくわからないのでスルー。
明るさって何で調節するのか?
そもそも単純に明るさって言ってますが、カメラで撮影するにあたって明るさを調節するにはいくつかの機能を掛け合わせて調節する必要があります。(たぶん)
ISO(イソ)感度、露出、シャッタースピード、F値の4つですかね。
ISO感度や露出なんかはiPhoneやGoProでいじってきたのでなんとなく知っていましたが、シャッタースピードとF値という機能は全く扱ったことがなくて、しかも明るさにかなり影響を与えていることを知ったので、それぞれISO、露出、シャッタースピード、F値はどんなバランスで調節して明るさを調節していったら良いのか、わかりませんでした。
これらをうまく調節して自分の理想の明るさに近づけていくんだろうなー、って感じでしたね。
先ほどの画像で伝わってくれるといいんですが、明るさが違うだけで写真の雰囲気はずいぶん変わりますよね。
シャッタースピードはシャッターを切る速さのことなので、ブレに影響が出ます。
写真を撮る時間が早ければ、早いほどブレの影響が少なくて済みます。
なのでシャッタースピードはできるだけ、早い設定にしたいです。
でもシャッタースピードは早い設定するほど、写真が暗くなる特性があるんです。
で、明るさに影響する4つの要素のうち、もっとも設定の優先度の高い設定は「シャッタースピード」であると感じました。
なので、シャッタースピードによって暗くなってしまう場合はできる限り、露出、ISO感度、F値を使って明るさを調整すべきだと思いました。(文字だけで解説するとわかりにくいですね)
とにかく優先すべきはシャッタースピードである。
一眼レフと言ったら、ぼけ
まあなんで一眼レフをわざわざ買うんですか?と聞かれたら、「画質がすごい良い!」「雰囲気のある写真が撮れる!」の2つを挙げます。
画質が良いっていうのは一般的にも理解できるとしても、雰囲気のある写真ってなんなのかわからない方も多いとおもいます。
それが「ぼけ」です。
この写真の場合、手前のブドウ的な果実がぼけていますよね。
このぼけ感が良い写真の雰囲気を生み出しているんです。
そう言われればそんな気がしてきませんか?
前にYouTubeスペースに映像の講座を受けに行った時にカメラマンさんがドラマとかの映像はぼけが出ていて良い雰囲気を作り出している、と言っていました。
まさに、映像でも写真でもぼけは雰囲気を作り出す重要な機能なのです。
この写真は手前の金網の柵をぼかしたものです。
街中で一眼レフ構えるのは人の目が気になる
今回僕が繰り出した街は原宿です。
まあ、人が多いこと。
外国人もたくさんいて、カメラをぶら下げている人もいます。
だったらさほど気にならないんじゃないかと思いきや、いざカメラをぶら下げてカメラを構えると気恥ずかしい。笑
こういうのは慣れだと思いますが、少なくとも人に向かってカメラを向けるのは気まずいから基本上ばっかりにカメラ向けてました。汗
人混みは面倒だったので、ちょっと道を外れたところでいろいろカメラを試していました。
自然風景が好きですが、でも人を撮ってみたい気持ちもある。
望遠レンズは手持ち撮影では厳しい
これは望遠レンズの重さが辛いというよりは非常に簡単にぶれてしまうので、まともな写真が撮れない、ということです。
望遠レンズがあったので、装着して最大ズームして遠くを撮影しようとしてみましたが、とても手持ちでは写真がブレてしまってまともに写真を撮ることができませんでした。
だからたぶん望遠レンズを使う時は三脚が必須になるだろうし、ガチな撮影になるっぽい気がしました。
あと、望遠レンズをつけた一眼レフカメラは重くて、腕がすぐ疲れるし首ぶら下げるのも体にガシガシ当たるのでできませんでした。
やはり気軽に写真を撮りたい僕にとって悩みの種となりそうです。
結局、一眼レフカメラって重いよね
望遠レンズがどうこうってことよりも、結局は一眼レフカメラも重いなー、と最後の方には感じました。
写真を撮るためだけに時間を使っているのなら良いとは思いますが、そもそも僕の写真撮影に対するニーズとしては「撮りたい時に気軽に撮りたい」なので、「重い」カメラっていうのは結構大きな問題です。
写真を撮るために時間を使うっていうよりも、何かのついでに写真を撮りたい、というのが僕にとっての写真撮影のあり方です。
よく一眼レフカメラ買ったって話を周囲から聞きますが、みんなすぐに飽きてホコリをかぶせてしまっているようです。
重いとかデカイというのは、使う人にとってちょっとした負担に感じてしまって、使わなくなっていくんだと思います。
僕もちょっとかじってすぐ辞めた!とはなりたくないので、写真を撮る動機をあぶり出して固めていかねばなりません。
今回の一眼レフカメラは借り物なので、もっと使ってみて参考にしながら楽しいと思えるようになりたいものです。
これとか、いろんな色が出ていて一眼の可能性を感じました。
これが初回で一番のお気に入りですね。
日常での一枚って感じがして気に入っています。(靴が写ってしまってますが)
これは駐車場の番号です。
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