『iPad mini』はスマホ・PCの良いとこどりしてるベストサイズの端末だった。

『iPad mini』はスマホ・PCの良いとこどりしてるベストサイズの端末だった。

iPad mini(アイパッドミニ)のサイズは絶妙で、スマホでもなくPCにもない使い心地があります。

持ち運びやすくてそこそこに大きい画面。iPadでは大きすぎるけど、iPad miniならギリギリコンパクト。

iPad miniで快適にできること、オススメのアクセサリーの使い方をたっぷりご紹介します。

1.Appleデバイスの使い方を考える

まずiPad miniが他の製品と比べて、どんな違いを持っているのか?考えてみたいと思います。

Appleのデバイスにはいくつもの種類があります。サイズが違うことで特徴もそれぞれ異なります。

僕なりにデバイスのサイズと特性を画像にまとめてみました▼

主に異なるのは、以下の3つ。

  1. 見える画面の範囲(=画面情報量)
  2. 機能に影響するスペック(=創作レベル)
  3. 持ち運びやすさ(=携帯性)

アップルウォッチよりも、パソコンの方が一度にたくさんの情報を画面で見ることができるし、スペックが高いので複数のアプリを立ち上げて使うことができます。

一方パソコンよりも、アップルウォッチやスマホの方が軽いしコンパクトなので、持ち運びやすいです。

大きいデバイス小さいデバイスもそれぞれ特徴が異なるので、どのバランスが良いのか?見極めることが重要になります。

パソコンは多機能でスペックが高いけど持ち運びには大きい。スマホはポケットに入れられて持ち運びに便利だけど、込み入った作業はできない。

そんないろんなサイズのデバイスがある中で、『iPad mini』は中間サイズのデバイスです。

パソコンよりも小さくて、AppleウォッチやiPhoneよりも大きい。

逆を言えばiPad miniは、パソコンやスマホの良いとこどりしてバランスをとったデバイスとも言えるのではないでしょうか。

 

2.”mini(ミニ)”が存在する理由

『iPad(アイパッド)』と『iPad mini(アイパッドミニ)』は同じiPadシリーズではありますが、なぜiPad ”mini(ミニ)”があるのでしょうか?

僕はiPad miniを購入する前にこれら2つを家電量販店で何度も持ち比べてみました。生活の中でiPadはちょっと大きい、iPad miniはちょうど良いサイズだと感じました。

iPad miniなら”コンパクト”の範疇に入ると感じました。

iPadを持ち歩くくらいならノートパソコンで良い

iPadのサイズ感(9.7インチ)はコンパクトとは言えませんでした。

外出時にiPadを持って行くくらいなら、13.3インチのノートパソコンを持って行こう!という判断になります。

iPadならノートパソコンでいい

ノートパソコンはiPadよりちょっとサイズが大きくなるくらいだし、機能が多いのでこっちを選びます。

『iPad mini』は7.9インチです。iPadと比べたら2.2インチ小さいですが、このサイズが絶妙で「iPad mini持って行くくらいなら、ノートパソコンでいいや!」とは思いません。iPad miniとノートパソコン両方持って行くか、どちらかだけ持っていくかという感じになります。

つまり、iPad miniとノートパソコンでは”別物”だという印象を持っています。使う用途も異なります。

軽く時間を潰したいと思ったら、読書やネットサーフィンをiPad miniでしたり、ある程度時間があればカフェでノートパソコン開いてブログ書いたりします。

iPadのサイズはノートパソコンとあまり変わらない感覚がありますが、iPad miniなら存在意義を発揮できるように思います。

 

スマホは画面が小さい

スマホはツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSを見たりするのに快適に使うことができます。

でも、ちょっと文章を書きたい!とかアプリで画像を編集してみたい!とか創作したい用途においては、スマホでは画面が小さ過ぎます。

文章の入力しようと思うとキーボードが画面の半分を埋めてしまうので、書いた文章が見れる範囲が狭いです。

スマホの文字入力は長文を打つには画面が小さい

他にも写真の編集だったり、音楽作るアプリなど創作する用途ではスマホでは難しいです。画面が小さいので操作ボタンが少なくなります。

スマホは手軽に持ち運べて便利ですが、画面が小さいのでちょっと踏み込んだ作業には向いていません。

SNSの閲覧やメールの確認、LINEでちょっとした返信するくらいがスマホはちょうど良いです。

 

3.『iPad mini 4』を使って便利だったこと

前置きが長くなってしまいましたが、iPad miniはスマホでもなくPCにもないコンパクトなサイズだということです。

1年以上iPad miniを使ってきましたが、実際に使って快適だったことを挙げます。

-1.文字入力が快適

先ほども言いましたが、iPad miniでは文字入力がスマホよりも(画面が大きいので)だいぶ快適です▼

書いた文章を見るスペースがたっぷりあると、長い文章も確認しやすいので捗ります。

がっつり文章を書く場合、普通はワイヤレスキーボードを使ってiPadを横向きにして、テーブルに置いて使うと思います。

しかし、僕はテーブルに置いてタイピングするくらいならノートパソコンで良い派なので、iPad miniを手持ちで入力したいです。

そこで便利なのがスマホの文字入力方法である『フリック入力』です。

iPad miniも手持ちでフリック入力すれば、例えば公園のベンチでも駅のホームのベンチでも、なんなら立ってでも文字を入力することができます。これが僕にとってiPad miniの素晴らしいポイントです。

 

-2.読書が快適

iPad miniのサイズは書籍とほとんど同じ大きさです。

なので、電子書籍もとても読みやすいです。

やっぱりスマホでは画面が小さいです。頻繁にスライドしてページをめくらないといけないので、ちょっと手間が多くなります。

電子書籍なので紙の本と違って、ネットに繋がってればどこでも本を買えるし、何冊でも読むことができます。

特に電子書籍読み放題の『Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)』が便利すぎて、いろんな電子書籍を読むようになりました。

しかもiPad mini自体が光るので、夜寝る前の暗い部屋でも電気を点けることなく読書することができます。

 

-3.持ち運んで動画が観れる

やっぱりスマホでの動画見るのって辛いもんがありますよね。

ちょっとした動画を見るくらいなら事足りると思いますが、10分以上動画見るような機会では不十分です。

iPad miniはスマホ3個ぶんくらいの大きさがあるし、持ち運んで動画を見ることができます。

さらに後述するフレキシブルアームを使えば、モニターのように好きな位置に固定して動画を見ることができます。

 

-4.創作系アプリが快適

スマホではめっちゃ窮屈だった創作系のアプリもiPad miniを使えば、よりたくさんの機能を使うことができます。

画面が大きくなることで、操作画面でできることも増える。(GarageBand)

スマホのアプリも年々使いやすいようなデザインに進化していますが、つまるところ画面が大きい方が使いやすさが増すことには変わりません。

創作する用途において、僕はできるだけいつの画面で多くの情報を見たい派なので、持ち歩くデバイスとしてスマホよりiPad miniが良い場面があります。

スマホよりもうちょっとゆったりアプリをいじれるイメージですね。

iPad miniを買って良かったことの1つは、スマホでやりにくかったことがのびのびとできるようになることでした。

 

4.iOSの進化でさらにできることが増えていく

最近Appleデバイスのオペレーティングシステム『iOS』がバージョン”11”にアップデートしました。

バージョンがアップデートしたことによって、iPadでできることがさらに増えました。

iOS11のAppleの公式動画を載せておきます▼

今回のアップデートでMacみたいにDock(ドック)が使えるようになったり、アプリ間で簡単に画像のコピペができたり、といくつもの機能が追加されました。

IOS11の主な特徴を挙げておくと…

  1. 『ファイル』アプリの追加
  2. Dockを全ての画面で表示
  3. より直感的なマルチタスキング
  4. ドラッグ&ドロップ機能
  5. QuickTypeキーボード
  6. コントロールセンターの変更

僕が何より嬉しかったのは、キーボードのフリック入力の変更です。より素早く文字が入力できるようになりました。

こんな感じでiOSがアップデートされていくので、新しい機能が使えるように進化していきます。

できる機能が増えてくれるとタブレットの可能性を感じずにはいられません!

 

5.アクセサリーでもっと使いやすくできる

アクセサリーを加えれば、iPad miniはもっと使いやすくなります。

僕が買って良かったとっておきのアイテムをご紹介します。

-1.カバー

アマゾンで見つけたコスパがすごく良いiPad mini用のカバーです。

カバーをウラッ返してスタンドにすることができます。

しかも見た目も高品質な感じで肌触りもよく、安っぽさを1ミリも感じさせません。

サイズもぴったりハマるしカバーの裏地は起毛になっています。

これがなんと約1,200円で買えるとか安すぎます。

とりあえず安いから買ってみてもう1年以上使ってますが、このカバーで十分満足しています。破損もしていません。

iPad mini買ったらまずはこのカバー買っとけば間違いないでしょう。

 

-2.バンカーリング

スマホにつけている人が多いバンカーリングですが、前から「バンカーリングをiPad miniに付けて片手持ちできるようにできないかな?」と思い、買って付けてみたところ、めっちゃ持ちやすくなりました。

iPadって薄くてサラサラしてるし、取っ掛かりがないので持ちにくいです。片手で持ってると落としそうで怖いです。

でもバンカーリング貼っ付けて指にかけておけば、片手持ちでも安心して持てます。

というか、夢のiPad mini片手操作が可能になってしまいました▼

まるでイリュージョンのように親指を話してもiPad miniを持つことができます。

親指が自由になる、ということは片手で文字が打ちやすく、ツイッターも電子書籍もスラスラ見ることができます。

バンカーリングを貼り付けることで、片手操作が可能になりました。

これは世紀の大発明です。

ちなみに普通のiPadでは重いのでできないと思います。

 

-3.フレキシブルアーム

iPad miniを好きな位置に固定することができるのが『フレキシブルアーム』です。

テーブルの柱などに取り付ければデュアルモニターとして使えたり▼

こいつを使えば寝ながら動画を見ることもできるようになります。

主婦の方はキッチンで動画再生しながら使ったり、子供のベットに取り付けてユーチューブ見せることもできます。

iPad miniじゃなくて、いろんなサイズのスマホやタブレットで使うことができるのであると便利なアイテムです。

 

6.ここは問題だ

かれこれiPad miniを使ってきて、もちろん「もっとこうだったらなぁ〜」といった課題があります。

-1.アプリがiPadでは対応していない

面白いアプリを見つけて、スマホやiPadにダウンロードしようと思うのですが、スマホではダウンロードできてiPadではダウンロードできないといったことがちょくちょくあります。

なぜかiPadではダウンロードできないアプリがあるのです。

せっかくスマホより大きな画面でアプリが見たいのに、アプリが使えないのは残念です。

これはAppleの問題というよりは、アプリ提供者ごとの問題ですね。

 

-2.ポケットに入れられない

これまで力説してきたように、iPad miniのサイズ感はかなり便利です。

でも、カバン無しでポケットに入れて気軽に持ち運びたいのですが、ポケットには入らないので、カバンが無いとiPad miniを収納する場所がありません。

これまたiPad miniが悪いわけではありませんが、どうにかして大きなポケットの着いた洋服があれば、iPad miniを手軽に持ち運ぶことが可能となります。

ポケットにiPad mini入れて持ち運べれば、最強です。

残念ながら、現時点では僕はiPad miniをカバンに収納して持ち歩いています。

冬のアウターならギリギリ内ポケットに入れられるのですが、夏とかで気軽に収納できるアイテムがあるとさらに便利になるでしょう。

 

iPad miniの選び方

最後に僕がiPad miniを選んだポイントを書いておきます。

iPad miniではインターネット接続するのに2つのモデルが用意されています。

WiFi接続とドコモやソフトバンクなどのキャリアと契約して利用する『Wi-Fi + キャリアモデル』と、WiFiだけで接続する『WiFiモデル』です。

「WiFi+キャリアモデル」はWiFiモデルよりも定価で1万4千円ほど割高(執筆時)になっていて、さらにキャリアでの通信料が月々かかります。まあスマホと同じですね。

僕が選んだのはWiFiだけの「WiFiモデル」です。

ポケットWiFiを持っていて、外に行ってWiFiを使うことができるので、キャリアモデルは特に必要ありませんでした。

HDD容量は16GB、64GB、128GBの3つです。

現在公式のアップルストアでは128GBしか販売されていません。アマゾンなら3種あります。

カラーも3種類『シルバー』『スペースグレイ』『ゴールド』です。

【16GB】

【64GB】

【128GB】

僕が買ったのは、64GBのシルバーです。

容量は大きい方が良いですが、金額との折り合いですね。

今のところ64GBで不満はありません。写真などのデーターはクラウドにしているので。

iPad miniはスマホでもPCでもない、新しいタイプのデバイスでした。

何と言ってもサイズ感がすごい良いです。

今後、iPad mini Proとか出てくるとパソコンの存在が危うくなるかもしれません。

 

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