『資産型』と『バズ型』の2種類をメディア(ブログ)では使い分けろ
- 2016.04.07
- ウェブメディア / WebMedia
- YouTube, ブログ運営

ぼくがブログに力を入れる理由は、ブログを『資産』として育てていきたいからだ。
いくつもの記事をブログに書いておくことによって、ネットユーザーは自然と検索窓からぼくのブログ記事に集まる。
クヌギの木に蜜をたくさん蜜を塗っておくと、カブトムシが集まってくるようなもの。
検索エンジンから評価されたブログ記事は長期にわたってユーザーを集めてくれる。
そんな記事を積み重ねていくと、安定して大量のユーザーがぼくのブログに訪れるようになる。
これがぼくの目指すブログの”在り方”だ。
記事ネタは『フロー型』か『ストック型』か
ブログの記事には2種類あると言われている。
1つは『フロー型』、もう1つは『ストック型』。
『フロー型』というのは、一時的にウケる流動的なコンテンツ(記事)のこと。
主にニュースなどの新鮮な話題に価値がある記事スタイルです。
「清原容疑者が釈放されました!」という内容はその時に価値があります。
今、釈放された!と言われても誰も興味を持ってくれません。
iPhone◯が発売されました!とかそういった記事が『フロー型』の記事です。
つまり”一時的”にユーザーの関心が高くなることです。
対して長期的にユーザーを集めることができるネタを『ストック型』と言います。
これはぼくが『資産』だと思っている記事ネタのあり方です。
たとえば、僕が作成した記事【ありのままで自分らしく生きるために大切な5つのコト〜自分らしく生きる著名人達からのメッセージ〜】は過去の著名人の名言をまとめた記事で今後何十年でも心を動かされる内容が記してあります。
常に己であれ。己を表現し、己を信頼しろ。by ブルース・リー(アクション俳優)
こうした名言は時代に関係なく価値があると理解してもらえると思います。
これが『ストック型』の記事ネタの考え方です。
最近まで『資産コンテンツ』と『バズコンテンツ』で考えてた。
ぼくは『フロー型』と『ストック型』の概念を最近まで知りませんでした。
ブログを構築するにあたって、いろいろ考えて「資産になるようなコンテンツ」と「バズらせて多くの人が一時的に訪れるコンテンツ」で分けていこう、と考えていました。
そんな中でフロー型とストック型という概念をホリエモンさんやカリスマブロガーの”ちきりん”さん、元LINEの田端信太郎さんなどのウェブメディア業界の人が使っているのを聞いて「なるほど、ぼくの考えてたことととても近い!」と感じた。
ネットではいろんな形式のコンテンツがあるので、フロー型とストック型の2種類”だけ”に分けてしまうのは、ぼくの中ではまだなんとなく腑に落ちていないが、記事を製作し、メディアを運営する者にとってはわかりやすい考え方だと思う。
この考え方は何も『文字メディア』だけじゃない
YouTubeにアップする動画だって、フロー型とストック型に分けて考えられる。
文字や動画といった媒体は関係なくて、『内容』においてフロー型なのかストック型なのかを考えればいい。
YouTubeで「己を信頼しろ」という内容の動画をアップすれば、それは長期的に視聴者が訪れてくれるコンテンツになるだろう。もちろん動画のクオリティが悪ければ、誰も見てくれないが。
逆に「清原容疑者の釈放」について語った動画をアップすれば、短期的に視聴者が増えるかもしれないけど、1年後もユーザーの関心が高くなってはいないだろう。
ブログであろうが、YouTubeであろうが、多くのメディア運営者、コンテンツ制作者にとって『フロー型』と『ストック型』のコンテンツ形式があるということは、ぜひ知っておきたい概念だ。
1メディア運営者の僕は資産になる『ストック型』の記事コンテンツを着々と作っており、GoogleやYahoo!の検索から僕のブログに訪れる人が増えてきています。
ただ、検索エンジンに記事が評価されて、たくさんの人が検索から訪れるようになるまでには時間がかかります。
日々じわじわとしかネットユーザーが集まってきてくれません。
一方フロー型のバズ記事は1発当たれば、たくさんの人に拡散されるので1日で大量のユーザーがブログに訪れます。
僕はまだバズったことがないのでチョロチョロとユーザーのアクセスを伸ばしている状況です。
だからそろそろフロー型の記事を作って、バズってみたい!と思う今日この頃。
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