癖になるエレクトロニカ音楽集。電子音好きにおすすめのニッチなジャンル

癖になるエレクトロニカ音楽集。電子音好きにおすすめのニッチなジャンル

ょっとマイナーな音楽ジャンルのエレクトロニカ。僕がエレクトロニカを聴く理由は『”音”が好き』だからです。

エレクトロニカを聴く方は電子的なサウンドが好きな方なんじゃないかと思います。エレクトロニカがどんな音楽ジャンルなのか明確な定義はないようですが、EDMのように4つ打ちのダンスミュージックでなく、電子音を楽しむ音楽って感じのイメージです。

好きなエレクトロニカミュージックを集めたので、どんな音楽なのか感じてもらえたら幸いです。

1.Flying Lotus(フライングロータス)

エレクトロニカじゃ有名なのがフライングロータスです。

この曲がエレクトロニカって感じですね。ほんと、音で音楽を楽しむっていう感覚です。

こう言った音楽はエレクトロニックとも言える気がしますが、感覚的にはエレクトロニックだともうちょっとポップ寄りなイメージです。

以下でアルバムの視聴ができます▼

ちなみにエレクトロニカ系のアーティストを集めたレーベルも存在し、主に『Warp Records』や『Ninja Tune』『Brainfeeder』が有名で、Brainfeederはフライングロータスが主催するレーベルです。

 

2.Dimlite(ディムライト)

続いては、なかなかマイナーなアーティストだと思いますが、この方の曲が面白くて好みでした。とてもユニークで実験的な音楽です。

残念ながら、SNSでは公式の音源が見つかりませんでした。アーティストなのにSNSをやらないあたりも希少価値が高いですね。

ネット上では情報がほとんど見つかりませんでしたが、なんとApple Musicではこのアルバムの紹介でこんな説明が▼

スイス出身のビート・メイカー Dimlite が Now Again Records と契約、その第1弾となるミニ・アルバム。Jazzanova が主催するレーベル Sonar Kollektiv から「Runbox Weathers」でデビューし、2009年に Friying Lotus の「Infinitum」のリミックスを手がけるなど、アンダーグラウンドなエレクトロニック・ミュージック・シーンでの注目が高まる中でのリリースとなった。ビートのオリジナリティはシーンでもトップクラスの彼だが、この内容は期待以上のものと言えるだろう。奇妙な物語の始まりを予感させる “Kalimba Deathswamp / Kurt Feelings”、Elan Tamara のボーカルをフィーチャーした “On the Same Picture”、エスニックなパーカッションと不規則なベースが絡む “Firevomit (O.D.N.)” など個性豊かなトラックが並ぶ。最新のスタイルでありながら、“Sun-Sized Twinkles”、“Elbow Flood”、“Rump Studies” の流れからは YMO がかつて行っていたようなテクノの肌触りも感じられ、ノスタルジックなムードも併せ持っている。

かなりマイナーなアーティストだと思いますが、これだけの情報を乗せてくるとか、アップルのキュレーターの専門性高すぎ君!!!

「この内容は期待以上のものと言えるだろう」とかなり評価されていますが、僕もこのアルバムはかなり好きです。ネット探しても買えなくて、ヤフオクで出品されてた貴重なアルバムを手に入れた思い出が蘇ります。

あれだけ苦労して手に入れた音源が、今や誰でも手軽に聴けてしまうなんて悲しくもありますが。

 

3.Amon Tobin(アモントビン)

Amon Tobinはライブパフォーマンスが衝撃的にかっこよくて、ハマりました。当時流行したプロジェクションマッピングを独特の形の構造物に投影し、音楽と合わせることでアトラクションのような体験をさせてくれます。

そのライブ映像がこちら▼

この動画は音質がしょぼいので魅力半減ですが、ボリュームちょっと大きめ、全画面表示、できれば真っ暗な環境で見て欲しいですね。

中央の辺りの四角い部屋の中にAmon Tobinが入っていて、演奏をしています。宇宙船が出てきたり、炎が吹いたりと展開されるので飽きることなく楽しめます。

僕は当時衝撃を受けて、DVDを探して購入しました。

このアルバムを聴くと、ライブ映像が蘇ってくるのでよく聞いてました。

 

4.Moskitoo(モスキート)

日本の女性アーティストです。柔らかく、包み込むようなボーカルとゆったりしたテンポがとても心地よい。

ゆったりしたリズムなんだけど、サウンドの存在感も立っていてエレクトロサウンド感も堪能できつつ、全体的にずっと聞いて入られるしっとり感があります。いつまでも時間が続いていきそうな。

アンビエントっぽい感じもありますが、電子音楽的な要素もけっこう入っているので、エレクトロニカとしました。雨の日とか夜に周りが静かな環境で聴きたい音楽です。

 

5.Lapalux(ラパラックス)

ふわふわとしたサウンドで、意識が朦朧(もうろう)としているかのようなミステリアスな曲が特徴。

このMV(ミュージックビデオ)では黒のパツパツ星人がかなり不気味なんだけど、人間に馴染めない哀愁さを出している。最後は異次元空間への穴が出てくる。んー、全然意味がわからない。(笑)でもなんか見てしまう魅力を持っている。

他のMVも奇妙な世界観たっぷりなので、興味があれば観ると面白いと思います。

非現実の魅惑の世界へと連れて行ってくれるアーティストです。

 

6.Squarepusher(スクエアプッシャー)

スクエアプッシャーは結構有名なアーティストで、アコースティックなサウンドの曲もあれば、バリバリエレクトロなサウンドの曲もあります。

僕はアモントビンのように、正直曲というよりパフォーマンスがカッコ良いってことに魅力を感じてます▼

光るマスクがカッコ良いです。かなりブリブリのエレクトロミュージックですね。

 

7.James blake(ジェイムスブレイク)

エレクトロニカと呼ぶには少し不安が残るが、とても静かで音数も少なく、これまた夜に聞き入りたくなるような音楽。活動初期から話題となり、グラミー賞の最優秀新人賞を獲得している。

最近では映画ブラックパンサーのサウンドトラックでケンドリックラマーと共作の曲を製作している。

こういう音楽は初めは馴染まなかったけど、何回も聞いているうちに虜になった。特に『CMYK』がお気に入り。

 

8.Caural(コーラル)

「こういうのがエレクトロニカ!」って曲を多く出しているのがコーラル。

けっこう音が強いけど、いろんな音が盛り込まれていて電子音好きは楽しめる曲だと思います。

ちょっと前の曲だとラップものが多く、ヘッドホンかスピーカーでしっかり音を楽しみたくなる。アルバム1周聴いたら疲れそうだけど。(笑)

 

9.Daft Punk(ダフト・パンク)

言わずと知れた超メジャーアーティスト、ダフト・パンク。

最新の曲では2013年の『Random Access Memories』で、近年はエレクトロニカな曲は発表されていない。コラボでちょこちょこアーティストと曲を出している。

『One More Time』や『Harder Better Faster Stronger』の曲が有名です。

 

10.TOKIMONSTA(トキモンスタ)

アメリカ出身の女性ビートメイカー。

聴きやすいしっとりした曲が多い。

 

【まとめ】好きな音を見つけるのが病みつきになる!

エレクトロニカが好きな人って「電子音が好きな人なんじゃないか」と思ってます。なので好きな音を奏でるアーティストを探すし、見つかった時の高揚感がたまりません!「おお〜!これだ〜!」ってなります。

こうして飽きたら探して…と音楽沼にハマっていくわけですが、自分にとってお気に入りの曲を持っていることは心の支えになります。久しぶりに聞いて、よく聞いていた当時の記憶が蘇ったり。

好きな音楽を探すという行為は、同時に自分の”好き”がわかることでもあるので、「こんな音楽が好き!」ってわかると気持ちいいものです。

またエレクトロニックとエレクトロニカの音楽ジャンルの違いですが、定義がはっきりわからないので僕の感覚では、エレクトロニックの中にエレクトロニカが入っている感じです。さらにダンスミュージック的ではなくて、サウンドを楽しむ音楽って感じです。なので次はエレクトニックの曲を集めて記事にしたいと思います。

Apple Music(アップルミュージック)ではいろんな音楽ジャンルをまとめたプレイリストがたくさん聴けるので、今一番オススメの音楽サービスです。「エレクトロ」に関するプレイリストだけで6つも見つかりました。他にもエレクトロニカアーティスト御用達のレーベル『Worp Records』のプレイリストや、『多種多様な1990年代のエレクトロニカ』なんてプレイリストもあります。

 

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