YouTube Space Tokyoで脚本の講座を受けてきた!

YouTube Space Tokyoで脚本の講座を受けてきた!

映像にしろ文章にしろ、展開とか構成って魅力的な作品を作るためにかなり重要ですよね。

作品にストーリー展開があると、視聴者も作品に感情移入してくれたりするわけです。

「わかるわー」「私だったら怒るな」「マジ泣ける。。。」

 

そんな作品を作れるようになるために、今回YouTube Space Tokyoにて脚本の書き方が学べる講座に行ってきました。

感想は、登場人物や環境などの設定は重要なんだな、ということですかね。

設定ひとつで物語がどう展開していくかも変わってきます。

講師を務めていたのは、小説、ドラマの脚本、恋愛アプリのシナリオを書いている現役のライターの方でした。

いろんなポイントを学んだのでザックリですが、振り返りたいと思います!

 

ログライン(一行ストーリー)を設定する

話のコンセプトといいますでしょうか。

ストーリーがどんな内容であるか端的に説明できるログラインを作ります。

ログラインを設定することで、ストーリーの内容を考えていく中で話が逸れないようになります。

たとえば、こんな感じに。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』
惨めな生活を送る少年が魔法学校に入学し、悪から世界を守るために奮闘する物語。

映画『スタンド・バイ・ミー』
ある田舎町に暮らす三人の少年が街の英雄になろうと死体探しの旅に出る物語。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
平凡な高校生が車型タイムマシンに乗って過去に行き、両親のキューピット役になる物語。

出典:シナリオ・ゲームシナリオの書き方に関する総合情報サイト

ログラインを作ることでストーリーの骨格になります。

 

キャラクラターの設定

主人公は感情移入ができるキャラクターが良いと言っていました。

また主人公は、父親/夫/同僚などいろんな側面を持っていて、脇役は1つの役割にする、といったコツも教えていただきました。

キャラ作りとかはブランディングでもかなり役に立ちそうですね。

印象に残るキャラクターを表現することができれば、視聴者は興味を持ってくれます。

また魅力あるキャラクターには「憧れ性」と「共通性」の2つの要素を持っています。

たとえば、マンガワンピースの主人公ルフィは体がゴムのように伸び縮みして強いという「憧れ性」がありますが、食いしん坊であったり、楽観的だったり「共通性」の要素も持ち合わせています。

「憧れ性」と「共通性」覚えておきたいですね。

 

起承転結で考えよう

聞いたことあると思いますが、起承転結(きしょうてんけつ)はストーリーを作るための基本です。

とくに「転」が重要で、一番盛り上がる場面を持ってきます。

「起」でも魅力的な話で視聴者を引きつけますが、一番おもしろい場面は「転」にします。

「承」は「転」への導火線の役割になります。

「結」では「転」でドカーンといったあとの”余韻”の役割です。

このような感じ▼

スクリーンショット 2016-02-10 18.53.05

今までは、なんとなく「結」でドカーンと盛り上がらせるイメージでしたが、その前の「転」でした。

 

魅力的なストーリーを作ることができれば、多くの人の心をつかむことができます。

そして、YouTubeで動画を作る時はもちろん、ブログを書く時や友達と話す時でも使えますね。

それにしてもYouTubeスペースでは現役の脚本家さんが講師の講座を無料で開催するなんて、驚きです。

 

前回のYouTubeスペースでの講座の様子はこちら▼

関連記事:YouTube Space Tokyoのワークショップでカメラ撮影の基本学んできた

 

【この記事をSNSでシェア or 保存する】