『ウインドジャマー』自作して動画撮影でうるさい”風の音”を軽減させてみる

『ウインドジャマー』自作して動画撮影でうるさい”風の音”を軽減させてみる

一眼レフカメラで動画を撮ってみたら、風の音(風切り音)がひどくて動画としてのクオリティが悪くなりました。

専用の外付けマイクを購入すれば風防・ウインドジャマーという風切り音を低減するアイテムが売っています▼(こういうやつ)

ですが、そのままの一眼レフカメラのマイク部分に付ける風防は売ってないようなので、自分で作ってみました▼

結果としては、風のぶつかる”高い音”が少なくなって風の音は低減できました。

ということで、自作風防の作り方と実際の音の違いを検証していきます。

 

風防は100均の『すき間用モヘヤテープ』で自作

自作の一眼カメラ用風防をググって見ると、100円均一でモフモフしてる素材を見つけて自作している方が多かったです。

僕が100均を探して使えそうだったのが、窓のすき間に付ける『すき間用モヘヤテープ』です▼

これなら毛がモフモフしているし、テープまで付いている。まさに風防を自作するのにぴったりなのでは。

 

一眼レフカメラ(α7)のマイクの位置を確認

僕の使っているカメラはミラーレス一眼レフカメラのα7(アルファセブン)です。

マイクの位置は2つあり、ちょっと見にくいですが左のマイクはこの位置▼

右のマイクはこの位置にあります▼

カメラの左肩に穴が2つあって一見そこがマイクかと思ったのですが、スピーカーでした。間違えてスピーカーに風防を貼るとこでした。

このカメラ(α7)はマイクの穴が壁のように垂直に近い角度で設置されているので、風がもろにあたって風切り音が入ってきそうです。

 

自作の風防ができた!

マイク部分を覆うようにモヘアテープをカットして貼りました。

毛くずがすごい出るので、慎重に作業しないと面倒なことになるので注意が必要です。

そうしてできた自作風防がこちら▼

正面から見るとこんなルックスに▼

カメラに毛が生えた感じですね。(笑)

あとで小さなハサミで多少毛並みを整えました。

 

実際に風切り音の違いを聞いてみよう!

海辺に行って録音してきました。音声だけ用意したので確認してみてください。

音量は再生してからできるだけ大きく聴くと違いを感じられると思います。

【カメラマイクそのままの音(自作風防無し)】

 

【マイク周辺に自作風防を付けた音】

 

違いを感じたでしょうか?

風の強さによって風防の効果が変わるので参考にしにくいですが、”風防を付けた”音声の時の風はかなり強く吹いていました。

風防があることで風が直接マイクに当たらなくなったので、「ゴォ〜ゴォ〜」とした強い感じが無くなりました。”高い音”が無くなり、全体的に音がまろやかになった印象です。

完全に風切り音を無くすことはできませんでしたが、少なくとも効果はありました。

100均のアイテムでできるので、風切り音対策としてやって見る価値アリです。

 

【この記事をSNSでシェア or 保存する】