なんで歳を取るたびに”なぞ”の「社会的責任」が増すのか。ぼくはそのレールには乗らない。
- 2015.03.10
- 作品の感想 / Impressions
幼稚園から小学生、小学生から中学生、高校生、大学生、そして社会人になる。
社会人になると平社員から主任、主任から係長、課長、次長、副部長、部長、、、、
年が増すと社会での階級が上がり、結果として「社会的責任」がどんどん重くなっていく。
学生の頃、ぼくは次第に重みを増していく「社会的責任」がとても窮屈でしかたなかった。
なにより、『なぜ、社会人にならなければならないのか?』という素朴な疑問の答えを見つけることができなかった。
それを説明できる大人もいなかった。
そして、いま社会人となり、社会のレールに乗っている多くの人は、自分の乗っているレールに”違和感”を感じているのではないだろうか。
ひょっとして、今自分の乗っているレールの行き先って、自分で決めていないのではないかと。
学生の頃、社会人が近づけば近づくほど、得体の知れない”なぞ”の社会的責任という暗雲が襲ってきた
学生だった少年時代から社会人に近づくにつれて、ますます生き方に「制限」がかけられるようだった。
学校卒業したら就職しましょう
老後安心して暮らすためにも就職しましょう
社会保障を受けることができるから就職しましょう
遊んでないで勉強しましょう
やりたいことやってないで働きましょう
・・・。確かにそうかも知れない。
働かないと暮らしていけないし、老後お金ないと生きていけない。
でも、「”本当”は就職したいのか」と聞かれたら「就職したくない」というのが本音。
そもそもなんで就職しなくてはいけないんだろうか。
私は何ヶ月も考えた。
そして就職する理由として私がたどり着いたのが以下の2点だった。
①:「社会的保証」医療、介護…
②:「お金の保証」給料、ボーナス、年金…
自分が弱い立場になった時、国から保証されると安心して暮らせる。
「社会的保証」と「お金の保証」によって”安心できる”から就職するんだろうと考えた。
そしてこの2つの問題を解決する方法は本当に”就職”しかないのだろうか、と考える。
「みんなの当たり前」が「自分の当たり前」ではない
大学の卒業が近づくとみんな就職することが当たり前で、とりあえず就職活動を始める。
そして、大学側も就職率が高いことを売りにして新規入学者を集めたいので、必然的に学生が就職することをできるだけ支援する。
だから大学のカリキュラムにも就職に関する講座が組み込まれていて、ほとんどの人がそれを受講する。
みんな就職することが当たり前なので、疑問を抱くことなく就職に関する講座を受ける。
「就職することがいけないこと」というわけではない。
自分の人生は「就職する」というレールを前提として進んでいくのが当たり前、ということが疑問である。
つまりは、就職する以外にも道はないのだろうか、ということ。
そんな時、”ある本”に出会ったことで見えていなかったレールを知ることになります。
それは「金持ち父さん貧乏父さん」という本です。
金持ち父さん貧乏父さんでは僕が人生に必要としていた「お金」と「社会」の問題を解決するために自分がビジネスに強くなることで「社会の制限から解放される」ということが記されていました。
私は就職以外にも新たなレールを発見しました。
私は「みんなの当たり前」ではない、新たな「自分の当たり前」を見い出しました。
「社会のレール以外の道」は”自分で作る”しかない
私は自分の当たり前、すなわち社会が保証しているレール以外の道を自分で作り出す道を選んだ。
それは簡単なことではないけれど、そこをこなせるようになったらお金の制限、働き方の制限から解放される可能性があるのだ。
お金に困らないで働き方も自由。
そういう生活ができたらほとんど自由なのではないだろうか。
そうなったら次はやりたいことができるではないか。
子供の頃のように気ままに‥
そんな理想の暮らしを私は手に入れたいのけど、どうやって自分の道を作り出すのか。
それは「自分のビジネスを持つ」ということである。
自分のビジネスを持つということはそれはお金を生み出す資産となる。
そしてお金持ちは資産をたくさん持っているのだ。
資産についての記事→ 資産を作るための3ステップ
サラリーマンの道では決して掴むことのできない自由な暮らしが自分のビジネスを持つことで手に入れられる。
でもサラリーマンの道を歩んでいくと昇級を目指せ、昇級を目指せ、の繰り返しになる。
すると、昇級に従って社会的責任も増していくのだ。
ただ、そこで疑問がある。
それは、自分のものではない会社のためになんで責任を負わされなくてはならないんだろうか。ということ。
だから、ぼくは社会が作り出した”なぞ”の社会的責任の理解に苦しむ。
なんで歳を取るたびに”なぞ”の「社会的責任」が増すのか。ただぼくはそのレールには乗らない。
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