『本を読む』ことに意味はあるのか?その答えが見つかった。

『本を読む』ことに意味はあるのか?その答えが見つかった。

『本を読む』ことについていろんな著名人の見解を雑誌や記事なんかで見ると『読まない』人から『何回も読む』人、『メモする』人など多種多様な意見がある。

本を読むことは意味がないと考える意見もあれば、読めば知識がつく、と考える人もいる。

僕はこれからの人生も踏まえて「本を読むべきなのか」わからないでいた。

本を読むことが役に立つなら、これからも読んでいきたいし、役に立たないなら読まない。

ずばり、本を読むことに意味があるのか?ないのか?

この答えが知りたい!

このことについては前からいろいろ考えてきたけど、なかなかしっくり来る理由が見つからなかった。

でも最近、「これが答えなんじゃないか?」と思う答えが浮かんできた。

・・・おそらく、本を読む意味はこれでいいはず。

 

本を読めば『読んだ後に、その後関連する出来事や考えをした時にふと内容が連想される』

本を読んだ後って内容のほとんどを覚えていないと思います。

だから、本から学べることはせいぜい2つ3つだ、なんて意見も聞きます。

たしかに読んだ後に思い出せることはそのくらいしかありません。

じゃあ、あまり本を読む意味はないのだろうか?

 

僕が思うに、本を読んだ後、数日、数週間、数年先に本の内容はふと連想されるためのタネになっていると思うのです。

たとえば読んだ本に「人はストーリーに引き込まれる」と書いてあったとして、その後仕事での営業がうまくいかないで悩んでいる時に「そういえば、人はストーリーに引き込まれるんだ」と思い出して、営業トークでストーリーを意識してみよう、と考える。

こんな感じでいつか読んだ本の内容は何かと関連した時などに『ふと』思い出すためのタネになっていると思う。

だから本を読んで意識的に思い出せる内容が2つ、3つだとしても、脳は本当はもっと多くの内容を無意識的に記憶しているはずで本を読むことは無意味ではないと思う。

「この本の内容は**と***と**が書いてあった」と意識的に思い出せること以外に、もっとたくさんの本の内容を無意識的に脳は記憶しているのだと思う。

 

『タネを植える感覚』でたくさん本を読めばその分チカラになるはず

なので本は読めば読むほど、自分の頭の中にタネを撒くことになり、いずれたくさんの芽(アイデア)が出てくると思う。

たくさん一気に本を読んでも、その時は頭の中はごちゃごちゃで何を読んだか覚えていない。でも、いずれ何かをきっかけに思い出すはず。

だから僕の長年の疑問だった『本を読むことに意味はあるのか?ないのか?』の答えは、『読んだ内容は無意識的に記憶しているので、たくさん本を読んだ方が良い』になります。

 

ちょっと話は逸れますが、本を読んでいる時や読んだ後って頭が動いて冴えたりします。

本を読むことは『知識をつける』だけじゃなくて、『思考のスイッチ』をオンにしてくれる効果もあると思います。

これからは本を読む習慣をとりいれて将来の自分の為にたくさんタネを植えていきたい。

 

 

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