【ムムム…】映画「ミュータントタートルズ」
- 2017.01.16
- 【映画】の雑感 作品の感想 / Impressions
たった今最近定番のYouTubeでレンタル映画を見ました。
それがミュータントタートルズ。
普段あまり映画を見ない僕ですが、たまたまYouTubeでミュータントタートルズが表示されていたので、観ることに。
マイケルベイといえば、超ワクワクするCG映画監督
なんでミュータントタートルズに興味を惹かれたかといえば、それは監督がマイケルベイだったから。
マイケルベイといえばトランスフォーマーズの監督であり、あれほどまでにリアリティのあるCGでトランスフォーマーズはワクワクさせてくれました。
車などの乗り物が超絶リアリティに人型ロボットに変身するシーンは、男なら胸をトキめかさないわけがありません。
子供頃に見ていたアニメが実写と融合することで、大人になった今でも非現実を楽しめるような、トランスフォーマーはそんな感覚を与えてくれた作品でした。
子供の頃から馴染みのあるミュータントタートルズ
たった今視聴したミュータントタートルズも子供の頃からアニメで見ていて最近になって、この映画が登場したことで僕は「そういえば、昔このアニメ見てたな」なんて思い出しました。
子供の頃に見ていたアニメの内容はほとんど覚えていません。
忍者のカメがなんかしていた、くらいの記憶しかありません。
本国アメリカではどのくらい馴染みのある映画だったかわかりませんが、おそらく日本ではそんなに馴染みのあるアニメではなかったと思います。おもちゃとか販売されてたかも。
そんなミュータントタートルズを映画にしようとしたマイケルベイは面白いところに目をつけましたね。
映画では躍動感あるタートルズの姿が度々あって印象的でした。
子供も楽しめるストーリーにしたのかな?
僕が映画を見ていて序盤から感じたのは「展開の違和感」です。
僕は映画やドラマ、番組を見ている時には違和感を感じると作品として首をかしげる印象になります。
まず初めに感じた違和感は、主人公のエイプリルがタートルズを見つける流れ。
タートルズが悪者をやっつけた後、どことなく追いかけたエイプリルがタートルズが集まっている屋上の現場に到達する。
そこでフラッシュをたいてこれまで誰にも見られたことの無いタートルズの写真を撮影するのだが、これがあまりにも露骨でタートルズ達に気付かれてすぐに捕まってしまう。
このシーンが初めに違和感を感じ、あっさりタートルズが見つかってしまうのも不可思議だったけど、写真を撮る時にフラッシュたいて撮ればそりゃ気付かれるでしょ、っていう現実離れした行動も引っかかる。
こうした違和感はその後も数回ありましたが、映画の製作上展開をいちいち説明してたら時間が長くなってしまう、とか、CG製作が大変すぎてストーリーの修正が追いつかなかった、とかいろいろ事情があるのかもしれませんが、やっぱりストーリーの中で引っかかるポイントが出てくると満足できなくなります。
そもそものストーリーもシンプルで、これは元々アニメの内容だからシンプルなのかもしれない、と納得できますが、宿敵とタートルズの師匠が戦う際は接戦だったけど、タートルズと宿敵が戦う時は圧倒的に宿敵が強く、強弱関係もちょっと違和感が残りました。
宿敵の鎧男とネズミの師匠が接戦なのに、でかくて怪力のタートルズ4人が全く及ばない構図には「?」マークが浮かばずにはいられませんでした。
こうした細かいことを感じた時にふと思ったのは「ミュータントタートルズは子供アニメだったから子供も楽しめるような映画にしたんじゃないか」ということでした。
トランスフォーマーやタートルズは元々少年が見るアニメであり、映画にしてCGでリアリティを出した時だれが胸熱になるのかといえば、10代、20代、30代男性になるんだと思います。
子供の頃に見たアニメや戦隊モノなんかってなんとなくビシバシ戦っていてカッコイイ!って感覚だったので、今回のミュータントタートルズもそんな感覚で見る映画なのかもしれません。
それにしても最近はツタヤでDVDを借りに行かなくても、YouTubeでボタンをクリックしただけですぐにレンタルできてすぐに映画が堪能できるすごく便利な時代になりましたね。
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