儀式で唇に穴を開ける時も、動物の肉を剥ぐ時ボカシが映像に一切なくてビビった。

この映画はタイトルで察する通り、アフリカの民族をとらえたドキュメンタリー映画(?)であった。

割と冒頭から儀式の映像が出てくる。

ピグミー族と呼ばれる一つの民族の儀式でまだ4、5歳であろう男の子のアソコの皮をナイフで切るのだ。

「ひぃ〜〜〜ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!」

男ならこのシーンを声を出さずに見ることはできないだろう。

また違う民族では独自の美しさを求め体に傷をつけてデザインとする。

女性の腕をつまんではカミソリで切りつけることを繰り返して血だらけになっていて、見るからに痛々しい。

いろんな民族がいろんな理由で体を傷つけいてる。これは痛みを習慣的に感じることで生を感じるためなのだろうか。

こうしたアフリカの民族では生と死を感じる機会が日常的にあるのかもしない。

先進国で暮らす私たちはヤギの喉を切って血を神に捧げることも像の肉を剥ぐことも、動物を直接殺すこともない。

振り返ってもみれば、毎日肉を食べているのに牛や豚、鳥を殺したことはない。

民族の人たちは自分たちが生きるのに必要なことを、1から自分たちで行なっている。

アフリカの民族といえば、人間の原始的な姿をイメージする。

より生物的に、どうしたら強い遺伝子を残しながら繁栄を指定いけるか、みたいな。

そのために各々の民族、部族で儀式を設けて遺伝子を残すべき強気者を選出しようとしているんだろう。

僕らは日本にいて生物としての人間を感じる機会はあまりない。

コンビニやスーパーに行けばいくらでも食料がある状態だし、死を感じるような環境にもいない。

この『アフリカ』は僕らがもっと生物としての人間を感じさせてくれる映像なのかもしれない。

生きるってなんだろう。食べること。子孫を残すこと。幸福になること。

少なくともそれぞれの民族が受け継いでいる儀式や習慣は、自分たちを守り未来につなげて行くための策なんだと思った。

 

 

 

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