ファイナルカットプロとは? 特徴は「使いやすさ」と「買い切り」にあり!

ファイナルカットプロとは? 特徴は「使いやすさ」と「買い切り」にあり!

格的な映像制作に取り組もうと思った時に候補に上がるのがApple社の映像編集ソフト『Final Cut Pro(ファイナルカットプロ )』ではないでしょうか。またはファイナルカットプロ の無料版ともいえるiMovie(アイムービー)を利用していて、さらに進んだ映像編集をしたいというケースもあると思います。

ファイナルカットプロの主な特徴は、使いやすい操作画面であること、パソコンがMacのみで動作することです。ファイナルカットプロのできることや特徴を取り上げていきます。

0.Final Cut Proとは

Apple社が提供する有料の映像編集ソフトです。無料版にはiMovieがあります。

Final Cut Proの特徴は…

  1. わかりやすい操作画面
  2. Macのみで対応
  3. 連動性のある関連ソフト
  4. 360°VR
  5. カラーグレーディング
  6. HDR(ハイダイナミックレンジ)対応

…が主に挙げられるでしょう。

過去の製品リニューアルによって、旧製品が使用できなくなったことで多くのユーザーが離れていったようです。

またファイナルカットは、ヒカキン氏やはじめしゃちょー氏などの人気ユーチューバーが利用しています。

価格は現在34,800円となっています。

 

1.使いやすい操作画面

ファイナルカットプロ の編集画面はシンプルで、本格的な動画編集ソフトの中でも使い始めやすいでしょう。

機能はアイコンのボタンになっているので、なんとなくどんな機能が利用できるかイメージしやすいです。もちろん全くの未経験であれば、操作方法を学びながら使い方を覚えていかなければなりませんが、それでも直感的に操作できる編集画面です。

無料のiMovie(アイムービー)をすでに利用しているのであれば、手軽に使い始めることができるでしょう。アイムービーに機能を付け加えた印象です。

 

2.OSはMacのみ対応

残念ながらファイナルカットプロ はmacOSでしか利用できません。つまりWindowsであれば他のソフトを検討することになります。

理由は提供する企業がMacを販売しているApple社だからです。MacはMacでしか使えないソフトがいくつもあるので、こればっかりはしょうがありません。

 

3.さらに表現力を上げる関連ソフト

ファイナルカットプロ は主に動画を編集するソフトですが、そのほかにもモーショングラフィックスを制作できるソフトMotionや、高度なエンコーディングをするためのCompressorのソフトも提供されています。

これらのソフトは別売りで、より高度な編集をしたい時に利用します。

 

4.ライバルはAdobeのプレミアプロ

本格的な動画編集ソフトを調べると候補に上がるのがファイナルカットプロ についでAdobe(アドビ)の『Premiere Pro(プレミアプロ)』です。今ではプロのほとんどがプレミアプロを利用していると言われており、業界で圧倒的な支持を得ている動画編集ソフトです。

ファイナルカットプロと比べると、プレミアプロの方が機能が多いので編集画面がより複雑になっています。なので初めての人が慣れるまでに時間は要するでしょう。

ただプレミアプロを提供するアドビはエフェクトやアニメーションを制作するアフターエフェクツや、画像編集ソフトのフォトショップ など、専門的なソフトを多数提供しているので、連携して高度なクリエイティブ作品を作ることができます。

ファイナルカットプロ とプレミアプロは以下の記事で比較しています▼

『Final Cut Pro』と『Adobe Premiere Pro』を比較 一歩進んだ動画制作に合うのはどっち?

ファイナルカットプロ のメリットは、使いやすさと価格にあります。

 

5.特にiMovieからのステップアップにおすすめ!

ファイナルカットプロをオススメできるのはアイムービーを利用していて「もっと高度な編集にチャレンジしたい」という方だと思います。

やはり使いやすさではアイムービーから移行するほうが、ストレスも少なく編集に取り組めるし、逆に異なったソフトの編集画面をまた改めて覚えるには時間も掛かるし、精神的な負担も伴います。

プレミアプロは月額制なのでずっと料金が発生しますが、ファイナルカットプロ は一度の支払いでずっと使えます。金額面で言えば買い切りができるファイナルカットプロの方が安くすみます。

さらに詳しいファイナルカットプロ の仕様については公式ページをご覧ください▼

Final Cut Pro – Apple

 

 

【この記事をSNSでシェア or 保存する】