Adobe Stockの料金体系は? プランと費用や使い方について
- 2023.01.29
- クリエイティブ / Creative
業界トップクラスで1億点以上の写真や動画などのコンテンツを取り扱い、フォトショップなどアドビのデザインツールとの親和性が高いのがAdobe Stock(アドビストック)です。
アドビストックの魅力が伝わるように「料金プラン」「特徴」「使い方」の3項目で構成しました。目次から必要な項目にジャンプできます▼
1.料金プラン
料金プランには月額制のサブスクリプションと単発で購入するクレジットプランの2種類があります。
-1.サブスクリプションプラン
たいていの利用者がサブスクリプションを利用しているのではないでしょうか。月額の料金に応じて月に利用できるアセット数が4種類あります▼
アセット数 / 月 | 料金 |
10点 | ¥3,480 |
40点 | ¥9,480 |
750点 | ¥24,980 |
ちなみに以上のプラン内容は”年間プラン”での料金を表示しています。つまり1年間は継続して利用することが前提となっており、途中で解約した場合には解約料が発生するプランです。
月ごとで契約する”月々プラン”(年間契約ではない)もありますが、年間プランと比べて割高な料金設定になっています。月々プランの料金を確認するにはこちら。
アセット10点と40点のプランはそれぞれ余った未使用ライセンスを翌月に繰り越すことができます。
また組織向けにはグループ版、エンタープライズ版のプランも用意されています。
-2.単発購入のクレジットパック
「ちょっとだけ画像を利用したい!」「決まった数の画像を利用したい!」…そんな方には毎月払うことなく単発購入ができるクレジットパックもあります。
5、16、40、80、150の5つのパックから選ぶことができます。
クレジットパック | ||
パック数 | 料金 | HDビデオ利用可能数 |
5 | ¥5,900 | 0 |
16 | ¥16,000 | 2 |
40 | ¥36,000 | 5 |
80 | ¥68,000 | 10 |
150 | ¥120,000 | 18 |
クレジットを購入することによって、その分のアセット(写真や動画など)を購入することができます。クレジットとはポイントのようなものです。
表の右列のHDビデオは8クレジットで1つ利用可能となっています。一般的な写真は1クレジットで利用できます。
さらに詳しい内容は公式ページをご覧ください▼
⇒ Adobe Stock 料金プラン|Adobe Stock
2.主な特徴
アドビストックでどんなことができるのか、主な特徴をまとめておきました。
-1.写真以外のコンテンツも利用できる
アドビストックは写真そざい以外にもいくつかの素材、テーマのメニューが用意されています。
- ビデオ
- テンプレート
- 3D
- プレミアム
- エディトリアル
なお、サブスクリプションではビデオ、プレミアム、エディトリアルのコンテンツは利用できません。クレジットパックで購入する必要があります。
ビデオ
HD、4K画質で数秒〜数十秒のビデオライセンスを購入することができます。
テンプレート
フォトショップ、イラストレーター、モーショングラフィック、インデザイン用のテンプレートが提供されています。
テンプレートである程度形になったモックアップやレイアウト、テキストを変えるだけであっという間にオリジナルの制作物を作ることができます。
3D
3D素材ライセンスを購入することができます。
3DデザインツールのAdobe Dimension(アドビディメンション)やフォトショップに取り込んで編集することができます。
プレミアム
一流のアーティストたちのハイクオリティーな作品が利用できる。
エディトリアル
いわゆる報道写真です。メディア向けの写真。
-2.アドビのソフトと連携すれば、すぐにストック素材を取り込める
アドビストックはクリエティブツールを提供する企業、アドビのサービスとあって、フォトショップやイラストレーター、インデザインなどのツールから簡単にアドビストックのコンテンツにアクセスできるよう連携しています。
例えばフォトショップの作業画面から簡単にアドビストックの画像を検索し、取り込むことができます。
透かしの入ったサンプル画像を取り込んでから、そのまま編集ソフトで扱うことができるので、購入する前にイメージに合うかを確認することもできるので、購入してから「イメージと違った!!」なんて失敗を防ぐことができます。
【まとめ】数量もソフトとの連携にも強いストック素材サービス
ストックフォトサービス、コンテンツサービスはいくつもありますが、中でもアドビストックは数量ではトップクラスです。
写真だけでなく、映像、3D素材やテンプレートなど多様な素材を扱っています。
またアドビのツールとも連携が取りやすくなっており、すぐに編集に使うことができます。フォトショップやイラストレーターなどのテンプレートなんかはまさにアドビツール向けの素材です。
趣味で利用するには多少高価な価格ではありますが、仕事で利用する用途ならメリットのあるサービスなのではないでしょうか。
さらに詳しい内容は公式サイトよりご覧ください▼
-
前の記事
アドビが”価格改定”を2019年に行なうと発表した! 2023.01.18
-
次の記事
ストックフォトのAdobe Stockでできること 2023.02.01